作編曲家 TATOOのブログ
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プロフィール
HN:
TATOO
性別:
男性
職業:
作編曲家、Keyboards
趣味:
水泳、映画
自己紹介:
本名:多東康孝
(たとう やすゆき)
出身地:北海道
生年月日:19xx年8月9日
身長:178cm
血液型:O型
略歴:
1995年
KAITAのキーボーディストとして
スピードスターよりデビュー。
KAITAの活動を中心にアレンジ、
CM音楽などを多数手がける。
KAITAとして7枚のシングルと3枚のアルバムを発表。
1999年
KAITAはLove Bell Back Lineと名称を変更。
テレビ東京系音楽番組「ソングライトShow!」に出演。
2000年
PAPA X Inc.と契約。
プロデュース活動を開始する。
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京都府立医大付属病院での
自身”初”の『マってるぼうずコンサート』。
純粋に・・・単純に・・・
音楽を受け入れてくれる子供達に、
自分が奏でる音楽を届ける事。
これは、音楽家としての原点である。
それを確認しつつ、音楽の本筋である
「楽しむ♪」
って事を素直に出来た”時間”でした。

ありがとうございました。
看護士さん達の手作りの”セット”に感動!



そして・・・
任務完了の証しなのか、
病院からSOLE CAFEへの移動中、
”リアル”虹を目撃!(マってるぼうず通過後
ライブ中のMCでもお話しましたが、
これが”証拠写真”です。



明日はにて福岡へ参ります。
福岡では”ヤツ”が手ぐすね引いて待ち構えています♪
・・・ふふふ。

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京都SOLE CAFE
初日、無事終了しました。

今回は『マってるぼうずコンサート』もあり、
そのPA機材を運ぶ関係で
ノリシゲ・よーいちと共に車で京都へ。
途中、工事大渋滞に出くわし
予定よりだいぶ遅れましたが、無事京都に到着
Liveも大盛況のうちに終了♪

LIVE TOUR初日の目玉の一つは、
私がZANに書き下ろし、自身のSolo Album
『Dreamy Butterfly』にも収録した曲、「夕焼け」に
何と!池田さんが歌詞を付け初演。
如何でしたでしょうか?

お店で”初日”の軽い打ち上げを兼ねて
美味しいお食事を頂きました!


明日の『マってるぼうずコンサート』も
SOLE CAFE2日目も頑張ります!

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行って来ました!名古屋。
帰って来て既に仕事をしてます
名古屋も”仕事”でしたけどwww。

栄ミナミ音楽祭
名古屋の中心地で2日間に渡り
街中が音楽で溢れる素敵なお祭りです。
今年も参加出来て光栄です。





今日は天気が良過ぎて、野外ステージは
大変だったかも・・・

ナディアパークとオルガン広場での2ステージをこなし、
しっかり5月29日の池田綾子 LIVE TOUR
−名古屋公演−の宣伝もしてきました。

任務完了!!!

という事で、ささやかなご褒美タイム!

皆さんから頂いた情報の中から
しんげん@Yさんの案を採用させて頂きました。

オルガン広場のある松坂屋さんの10階


美味しゅうございました


声を掛けて下さった皆さん、
有り難う御座いましたm(__)m。
またしばらくの間”引き蘢ります”

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既に私なりの”ライナーノーツ”は書き上げましたが、
アルバム全体を振り返つつ、
『オトムスビ』との対比なども含めて
最後に振り返ってみたいと思います。

以前にも触れましたが、
『オトムスビ』制作の際に私が一番心掛けた事、それは、
通常なら池田綾子から発せられる歌(メロディーと歌詞)を
引き立てる”装飾的な音”をなるべく排除して、
太く丈夫な骨格の上に”強い歌”を乗せる事でした。
要は”シンプル”ってこってすw。
結果、色彩的には”淡い色合い”と言うか、
ジャケットの質感の様な仕上がりになりました。

『オトムスビ』


『a light , a life』に関しては、
それぞれの曲が一つの物語であり、
それらの”舞台装置”として機能させるべく
アレンジを構築していきました。
まあ、実際には『オトムスビ』に比べて
極端に音数が多いとかいった事はないんですけれども、
明確な質感の差はある様に思います。
一番顕著な違いは・・・
ドラム参加率が非常に高いという事と多少リンクしますが、
”盛り上がる曲”が多いですよね?www
決して『オトムスビ』が”ストイック”なアルバムだとは
思いませんけど(内圧が高いアルバムです!)、
”反動”みたいなものが私の中であったのか・・・も?www
結果、私にとって『a light , a life』は
「爽快なアルバム」と言えるでしょう♪
Ericのクリスマスアルバムや自身のソロアルバム
『Dreamy Butterfly』の制作を経て
半年の間に起こった私の中の変化も含めて、
是非お楽しみ下さいな。

『a light , a life』


通りすがりのあなた!
ここに”いい音楽”がありまっせ!!!


今日も池田さんの歌を録音したんですが・・・
また”いい音楽”出来ちゃった
うふふ♪

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9.祈りの歌
 Introのハープのフレーズ、完全に”お琴仕様”ですな♪
 歌詞の内容によっては
 慎ちゃんにお願いしようかと思っておりましたが、
 ヨーロピアンなお話なのでハープに。
 結果、非常に面白い効果が出ていますね。
 国籍不明というか異国情緒というか・・・。
 ぱっと聞き、
 同じフレーズを繰り返しているように聞こえますが
 それは”罠”ですwww。
 昇る時と降りる時に違う音を通過したり
 一瞬パターンが崩れたり・・・嫌がらせ?
 はい、”セルフSM”で御座います。
 こーゆーフレーズでもお琴奏者は練習に練習を重ね
 やってのけてしまうのですよ。凄い!
 私はあきらめました、Liveで。
 12月のワンマンの時、お気付きになりました?
 CDと変わらないフレーズから始まりましたが、
 弾いてないんです、誰も。
 Keyboardに内蔵されたシーケンサーによる自動演奏。
 スタートボタンを押したのは私www。
 冒頭の8小節以降は、全編”人力”です。
 
 アレンジ初期の段階では、サビから
 生々しいドラムの打ち込みが入って来て
 かなり”Rock”な雰囲気だったのですが、
 生々しい=リアルタイム、ではなく
 抽象的=昔話(活字、絵本?)な世界観を演出したい。
 で、Loopを何層にか重ねたリズム隊に変更しました。
 ”点”でなく”面”の動きで時間経過を表現すると言うか・・・
 ”絵物語”って感じなのかしら。
 そう言えば”自然音”も入ってますね。
 波の音とかAメロの後ろで何だか”もやー”とした音が・・・
 面白いですね。

10.ひだまり
 よーいちのアレンジです、私は全くタッチしていません。
 相談は受けましたけど。
 よーいちと(元)師匠の目木さんのセッションがあって
 それが気持ち良かったらしく・・・6分越え
 いや、まあいいんだけど・・・。
「こことここを削って・・・テンポもちょい上げたら?」
 ・・・結果、弾き直し。
 いいんじゃないですかぁ?www
 池田綾子初の”チェロとの競演”もありましたね。
 素敵です。

11.境界線
 かっこいい!目木さんのアレンジです。
 色んな人とのコラボレーション(FMとか森祭りとか)
 から貰った刺激に今の池田綾子が答えた、そんな作品です。
 私なら・・・まとまらなかったと思うんです。
 もっとアバンギャルドにしてしまいそう。
 未だかつて聞いた事のないサウンドに振り切りたい衝動。
 そんなエネルギーを持った楽曲だからこそ、
 池田綾子を知りつつ、”別の血”を持った人に委ねたい。
 あんたしかいない・・・でしょ?www

半年前の事なんですけど、
こうやって思い出しながら文章にしてみると・・・
色々考えながら”音楽”を作ってきたんですね。
うん、楽しい!

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7.moment
 Pf・Ag・W.Bass・Percと(サビでPad)
 ワンマンLiveでの編成に近いですね。
 なので演奏も気張らずにシンプルに・・・
 聞こえるでしょ?実はそう簡単じゃないんです。
 Agは全編アルペジオで、しかもAメロは
 メロディーと全く違うリズムのフレーズです。
 BメロになってPfがまた違ったアルペジオで参入・・・
 つまり、メロディーも含めて違ったリズムを絡め合い
 結果的に16分音符で埋まってる状態になります。
 PercとBassが全体のノリをキープしてくれている所は
 比較的大丈夫なんですが、
 AgとPfの噛み合わせを”いい感じのノリ”で維持するのが
 結構大変ですね。
 W.Bassは打ち込みなんですけど、良い音してません?
 高い音源使ってるかって?いいえ。
 Macを買うと付いて来る「GarageBand」の音です。
 Bassを生々しく鳴らすには
 打ち込み上のテクニックがあるのですが・・・。
 それは”企業秘密”です、うふふ。

8.Light you up
 今時あまり聞かない”超Long Reverb”が気持ちいい!
 Aメロに不思議なリズム(Loop)が入ってますが
 これは「Dreamy Butterfly」で使ったのと
 同じものです、ちょっと処理を変えていますけど。
 アルバムを通して印象的な”声”のサンプルを
 この曲でも多用しています。
 後半に行くに従ってどんどんコーラスが厚くなりますが
 2番のサビ辺りから池田さんの”生コーラス”が
 徐々に加わっているんです。
 ナイロン弦のギターが全編入ってますが
 これは全部打ち込みですね。
 音色的に”生”よりもしっかり加工されていて
 Loが出ている音色の方がバランスが取り易かったのと、
 Keyの問題からそちらを選びました。
 歌を優先するとどうしても”楽器が鳴らない”Keyを
 避けられない事が時々あるんですね。
 最後サビの転調も良く出来てます、
 どうやったか覚えてないですけどwww。
 要所要所に入っている「ドーーーン」という低音は
 確か・・・和太鼓のサンプルを使ってたと思います。

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5.sora
 2006年に書かれた曲です。
 先日、古いHDDの中身を確認していたところ
 最初のPrePro音源を”発掘”しました。
 展開は同じですが、サビの雰囲気が
「炎のランナー」のサントラみたいでしたわ
 池田さんの場合、
 歌詞とメロディーが同時に出来る事が多いのですが
 この曲はまずメロディーが先行して出来ました。
 バラードに限らず曲の展開でスタンダードなのは
 イントロは少々派手に(印象的に?)始まり、
 Aメロ・Bメロと徐々に楽器が増えていって
 サビで「ドッカーン!」と盛り上がるパターンです。
 実際、2番ではそうなってます。
 この曲もメロディーの展開からすると1番から
 王道でストレートに行くのが良いと思いつつ・・・
 何か違う。
 最初に出て来る一番聞かせたい所(サビ)はむしろ
 オケが薄い方が歌が引き立つなと、
 Aメロ→Bメロと順調に盛り上がっといて
 サビではピアノと歌だけになります。
 この時点で私は、
 歌詞の内容も誰に対して作った歌かも知りませんでした。
 これがアレンジの面白いところで、
 メロディーが呼ぶ世界観にアレンジが引っ張られて
 4分50秒の”舞台”を整えるんです。
 「1サビで落とすパターン」
 人生”初”の試みです。
 最後の転調サビから登場するホルンが”熱い”!
 私、中学・高校と吹奏楽部で
 フレンチホルンをやっていたので、
 この楽器、”奴”の実力は知ってましたwww。
 見事に盛り上げてくれてますね。

 やくしま森祭り・薬師寺Live→水煙の夢/石井竜也
 導いてくれたのは”リーダー”でした。

6.色彩
 前作『オトムスビ』でもピアノと歌のみの曲
(「つむぎうた」など)がありました。
 この曲も間奏にオーバーダブしたパートはあれど
 基本的にはピアノと歌だけです。
 しかも実際歌はPAPA X Studioで録り直しているので
 厳密には違うのですが、
 ”私的”には「一発録りのLiveレコーディング」です。
 池田さんが自宅で録って来たデモを聞きながら楽譜を起こし
 クリック(メトロノーム)を聞きながら
 傍らで池田さんが歌う歌を聞きながらピアノを弾く。
 1回だけ。それがこのテイクです。
 歌は同時に録っていなかったので
 後から歌い易い様にエディットはしましたけど、
 その瞬間に私から出て来たフレーズはそのままです。
 打ち込みだし、弾き直そうと思えば何回でも出来ます。
 1/1000秒単位でタイミングも変えられるし
 タッチの強さや音色も調整できます。
 でも、その日にその曲に出会ってその瞬間に感じた事。
 それをパッケージして作品にしたいと思ったんです。
 CDというのはある意味”集大成”ではあるけれど、
 Liveと同じ”瞬間”の記憶とも言える。
 人生に1枚のCDしか残せないのなら
 何十年も掛けて悔いの残らない物を作ろうとするあまり
 結局、出来上がらないと思うんですよ。
 私は・・・沢山作って世に出したいのでw
 反省は次回作に反映して、どんどん作りますわ
 たまたま訪れたLiveでの演奏が
 今世紀のBestかも・・・見逃せませんね♪

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3.ふたつの街で
 池田さん初のクリスマスソング・・・
 とは言え、冬っぽい曲はありましたけ。
「白いギフト」とか「僕たちのTomorrow」とか
 ・・・だけ?www
『MR.VOCALIST XMAS』でも使っていました
 オルゴールの音が印象的ですね。
 アレンジ的にはオーソドックスな編成で
 Drums・Perc・Bass・AG・Piano・Strings
 やはりLiveで何度も演奏してきた曲なので
 基本はもう出来上がってましたが
 そこに”声”のサウンドをあしらえてみました。
 それは池田さん自身のコーラスではなく
 合唱的な”音色”で。
 この曲に登場する人物(=歌っている人)は
 ”一人”がいいと思ったので。
 間奏のバックに流れているのはGospelのサンプルです。
 その後の”落ちサビ”では
「ウィーン少年合唱団」的なサンプルの
「Ooo」をp(ピアノ=弱く)で歌ったバージョンを
 使ってます(細かっ!)。
 このシンセには数千種類の音色が入ってます。
 多分・・・1割も聞いてないな
 もう一点こだわりがありまして・・・
 ”落ちサビ”後の”戻ったサビ”のコード進行が
 それまでのサビと違います。
 だからどーしたって?どーもしません

4.6番目の光
 以前Liveで一度だけ披露した事があります。
(確か下北沢で・・・その時の曲名は「Carol」)
 2006年初頭に曲は出来てました。
 コード進行を決めて目木さんに
 ギターを5パート位弾いてもらったデータを
 テンポやキーをPC上で変更変更また変更・・・
 していくうちにどんどん音が”劣化”してゆき
 でもね、気にしてなかったんです。
 ”デモ”のつもりで作ってたから
 本チャンで録り直せばいいやって思ってたので。
 で、レコーディングする事になって
 聞き直してみると・・・
 何かねえ、”いい感じ”なんですわw。独特の質感で。
 エフェクターで汚してもこうならない。
 ううぅ〜ん・・・よし!そのまんま使おう♪
 ただしアコースティックギターは録り直して
 エレキは4年前のデータをそのまま使用。
 PadとBass以外のRhythmやギターは
 Copy & Pasteで編集されています。
 Club的とかよく分かんないっすけどぉwww。
 ”洋楽”っぽい仕上がりで気に入ってます。

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あのぉ・・・すっかり忘れてました。
私的全曲紹介。
いや、別に義務じゃないし
発売から随分経っちゃったし
書かなくてもいい?・・・ダメ?w

やっぱ書いとかないと気持ち悪いので
勝手に始めちゃいますね

1.星降る森
 もう”言うまでもない”から”言わない”www。嘘です。
 Liveでもお馴染み、やくしま森祭り開催の礎となった曲。
 6th Singleとして2006.10.01 にリリースされています。
 今、このバージョンを聞くと・・・シンプル。
 打ち込みで、しかもかなり”隙間”のあるアレンジです。
 これはこれで”歌”がグッと立ってて良いのですが、
 あれから3年、池田さんも随分と逞しくなりました。
(あっ、”歌”がね
 これはバックも負けてられません。
 Percussion、A.Guitar、Violinを追加録音。
 物語をより色彩豊かに演出しています。
 終わり方がフェードアウトから
 ちゃんとエンディングがついたものになっています。
 フェードアウトってあんまり好きじゃないんです。
 Liveで困るからwww。
 最後にメロトロンの音が残りますが
 左のフレーズを右が♪音符分遅れて追いかけてます。
 この雰囲気、実は私的に”原作”があります。
 坂本龍一さんの2nd Album『B-2 Unit』の
「 thatness and thereness 」という曲なんですが、
 興味のある方は聞いてみて下さい。
(注意!かなり”ぶっ飛んだ”アルバムです)

2.幸せの種
 NHK環境キャンペーンCM
「地球エコ2009」テーマソング でした。知ってた?
 誰からも突っ込まれないので
 自分で言っちゃいますけどぉ・・・
 Eric Martinの『MR.VOCALIST2』収録の
「No One」と同じLoopを使ってます
「誰か気付くかな?」とニヤニヤしつつw。
 アレンジ上の要素、コード・リズム・シーケンス等々
 基本は”テクノポップ”ですが
 音色のセレクトとコンビネーションが
 自分的にも”新しい”サウンドかなと自負しております。
 サビで(現実には有り得ない)ストリングスの
 スタッカートとピッチカートが同居しているフレーズとか。
 ・・・改めて聞き直してみると・・・
 ドラムのハイハットが殆どハーフオープンですね。
(右で)シャーシャー鳴ってますwww。
 間奏のエレキギターSoloといい
 かなり”Rock”な仕上がりと言えそうです。
 楽しいっ♪

あっ、「ヤング@ハート」が始まる!www

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無事終了しました!
お越し下さった皆さん、有り難う御座いました。
如何でしたか?



1部・2部通してアルバム『a light , a life』の
全曲を網羅しつつ
重複する曲では編成を変えたり
両方見ても飽きない構成にしたつもりです。
しかも!2部には飛び入りで
客として見に来ていたPercussionの山田さんも
ステージに上げてしまう”暴挙”に出て
大変盛り上がりました。

お片づけ中


1部では私のアルバムから「Greensleeves」も
演奏させて頂きました。
その甲斐あってか(?)
『Dreamy Butterfly」も9枚お買い上げ頂きまして
有り難う御座いました。

今回の”構成員”

Keyboards:TATOO、長谷川久美子
Guitar:目木とーる、田上よーいち
Violin:CHICA
Percussion:則包桜
Bass:高井亮士
Drums:高林カツミ

でした。
桜ちゃんは動きに”華”があっていいですね
山田さんと”ダブルパーカッション”なんつーのも
見てみたいものです。

お土産を頂きまして・・・

(しんげん@Yさん、有り難う御座いました)

さて、Liveの2/5が終わって残り3本!
明日からは石井さんのGA本番で御座います。
まずは”京都”ですね。
頑張りまーーーす♪

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13.楽園ノスタ
「楽園の下」が東北弁になった訳ではございません。
 仮タイトルが「楽園」だったので
 最初聞いた時は???でしたけどw。
 ”ノスタルジー”の”ノスタ”です。
 田上よーいちアレンジ作品です。
 私はサポート…と言うか
 セッションのコーディネートとディレクション担当。
 以前、このブログで紹介したレコーディングですね。

 122studioセッション♪
 
 Jazzテイストとでも言いましょうか
「ノラ・ジョーンズ風」な感じですかね♪
 ドラムとベースは打ち込みですが
 やはりギターとピアノがお互いの息を
 読みながらのセッション形式で録った”空気感”が
 全てを”ライブ”っぽく演出してくれます。
 レコーディングの”新たな可能性”を見出せつつ
 池田作品にスパイスを齎した曲と言えましょう。

14.灯
 Liveではお馴染みの曲です。
 江原さんに提供して、
 そこでも新しい息吹を吹き込まれ、
 より深みを得たこの曲を再度見つめ直して
 収録しました。
 シンプルな編成ですが
 それぞれのフレーズを見直して
 今、最善であろう演奏をパッケージしました。
 後半では、1小節単位で強弱や場面が変わる
 ダイナミクスの表現に拘ってみました。
 バイオリンはCHICAちゃんですが
 ストリングス全体はRoland JV-2080です。
 15年位前の音源ですが・・・
 どーですか?”ちゃちっく”聞こえます?
 私は好きで今でも使ってます。
 Percussionも山田さんとサンプラーのLoopの競演。
 どれが”生”でどれが”打ち込み”?
 そんな事、音楽にとって重要ですか?
 気持ち良く聞ければどーでもいいと・・・
 思います

15.旅人
「電脳コイル」の”裏主題歌”www。
 これ、いい曲ですよね?
 Handsの二人の連弾を軸に山田さんのカホーンが
 リズムの中核を成しています。
 CHICAちゃんと武藤さんの二人には
 相当”酷な”フレーズを弾いて頂きました。
 ほんま、すんまそん!
 イメージは、映画「セント・エルモスファイヤー」
 だったんですけど・・・デビット・フォスターですね。
 Liveでは難しいいんですよ、この曲。
 Aメロが16音符でクイクイで・・・
 あれ?ちょっと”業界用語”っぽいですね
 いやいや!
 こういう譜割、クラシックにはあまり無いし
 ひょっとすると・・・パット・メセニーが好きな
 池田さんの、その辺が出た曲なのでは?
 良いと思います。Liveで盛り上がります!

16.つむぎうた
 最後にプリプロして最後に歌った曲。
 アルバムのフィナーレにこの曲って、
 出来過ぎですね。
 でも、それは必然で。
 最後はこの曲で締めくくるべく、
 私はピアノを弾いて池田さんが歌った。
 それを聞いて欲しい。
 前作『Lunar Soup』から約4年。
 その集大成がここにあります。

と、言う訳で・・・
明日(今日?)、渋谷でお会いしましょう。
ここだけの話ですが・・・

私の”初”Solo Album『Dreamy Butterfly』が
”フラゲ”できます。いしし

オープニングアクト・・・が、あるとかないとか・・・
ノリちゃんとの”企み”も・・・
早めに会場に行った方がいいかも?w。

ではでは!

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本日、31日ワンマンのリハ終了しました。
名古屋・福岡・京都のツアーの
手応えと経験をバネに
更なる”進化”を遂げたステージをお見せ出来そうです。

曲数はほとんど変わらないのに・・・
凄く”疲れました”。
密度が上がっているのかしら?

では今日も『オトムスビ』解説、
行ってみよう!!!

9.宵の道
 ”和”で”艶っぽい”。
 日本人である事や日本語の歌と
 正面から向き合った曲だと思います。
 このピアノアレンジ。
 これもまた、プリプロで最初に弾いたままです。
 このフレーズ、今まで何度も出て来ていますが、
 補足するならば・・・
 毎回、自分の”手癖”でアレンジしてしまわぬよう
 普段ならあまり弾かないフレーズを
 新曲の度に捻り出してるんですw。
 んで、それが”たまたま”いい感じで収まると
 もう二度とピアノのパートは弄りません。
 ピアノがベーシックですが
 2番からハープが絡んできますね。
 これはフレーズも音域・雰囲気共に
 十七絃をイメージしたものです。
 ザックリ言うと”大きなお琴”
 石井さんの「桜の道」でフューチャーされた楽器。
 本物を使うとこの曲の場合、
 あまりに作意的になってしまう・・・
 との判断で、打ち込みにする事によって
 適度な距離感を保ちつつ
 ”和”を積極的に取り込んでみました。
 また、”SE的な何か”を仕込んでおきましたwww。

10.プリズム〜Album Version〜
 打ち込みだったCelloのパートを一部Violinに変更。
 ライブバージョンでのパートを追加して
 Mixはやり直してますね。
 Introのシンセの音、これがまた・・・
 私の中で”重要な音”なんです。
 ここ2年位の私が手掛けた作品で
 どの曲にこの音が使われているでしょーか?
 ふふふ、
 
 池田さんがガッつり磯監督と作り上げた世界観。
 アレンジ的にもかなり貢献できたかな?と
 自覚しております。
 詞・曲・アレンジ・映像
 全てがお互いを高め合っている作品ですね。
 
11.空の欠片
 んで「電脳コイル」のエンディングです。
 この曲も確か・・・
 磯監督との”濃ゆい”ミーティングの後
 自宅に帰って池田さんが30分位で書き上げたもの。
 いや〜多くを語らずとも、誰しもが認める”名曲”です。
 アレンジに関しては、
 通常のライブメンバーを想定して
 素直にやってみました。
 ピアノとギターのコンビネーション
 Bメロでの控えめなブラジルの楽器。
 ”アイノコトバ”でも使った”レトロなピアノ”。
 サビでのパーカッションのプレイは
 豊かな低音と心地よいグルーブを
 聞かせてくれます。(山田智之・・・凄い人です)
 間奏では・・・”勝手にリスペクト!”的な
 フレーズを忍び込ませておきましたが
 ナウシカ・・・気が付きました?

12.今逢いたい
 僕Tomo「永遠なんて時いらないから〜明日逢いたい」
 とか言ってた池田さんが
 「今、逢いたいぃ〜」
 なんつって
 そんな、アンサーソング的な面も持っています。
 小柳ゆきちゃんが歌ったらどーなる?
 というアプローチで作曲された曲。
 それに敢えて”歌い上げない歌”で
 アプローチした池田さん
 結果、大変”興味深い”作品になりましたねぇ。

 アレンジのリズム的なアプローチはR&Bなんですけど
 ”歌”がそう来るなら・・・受けてたちましょうか?
 的に?
 あれこれ試行錯誤してみたところ・・・
 こんな感じになりました。
 圧力の無いR&B・・・
 Bassの音色とか、絶妙なかんじですね。
 更にAメロのオルガン、渋いです。
 

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5.天球儀〜1st Take〜
 小柳ゆきちゃんの「we can go anywhere」の
 カップリングに収録されているバージョンと
 アレンジ上は大きく変わってはいません。が、
 Liner Notesにもある通り、Voのテイクが違うと
 ある意味”全く別もの”とも言えるのでは?
 レコーディングでは「1st Takeのマジック」
 なるものがあると言われています。
 サウンドチェックやモニター確認後、
 最初に歌われる(演奏される)ものは
 必ず”録っておく”のは鉄則です。
 何度か繰り返し演奏を固めて行き
 良いものを収録するのが通常ですが、
 しばし、最初の演奏を越えられない事があるんです。
 ”いい演奏をしよう”とすると
 邪念や欲が出るからかしら?
 無心に臨む”一回目”にはピュアな気持ちが
 映し出されるのかもしれません。

 余談ですが・・・

 KAITAとしてロスでレコーディングした時、
 ある曲で個々のサウンドチェック後、
 モニターチェックだと思って演奏した1st Takeを
 プロデューサーのモーリス・ホワイトが
 OKにした事がありました。
 いやいや!私は”練習”のつもりだったので
 もう一度やらせて欲しいと言ったところ
 モーリスの答えは「NO」。
モーリス:「お前は”そう演奏したい”と思って
 そう演奏したんだろ?
 私はその演奏を”良い”と判断したからOKと言った。
 だからこれでいいいんだよ。」
私:「う・・・、そ、そうっすか」
 プロに”気を抜いた演奏”など有り得ないのだと
 学んだ瞬間でした。

 さて、ベーシックは変わっていませんが
 イントロがギター始まりになったりバイオリンを
 新たにダビングしたりリズムを”生ドラム”っぽくしたり
 Mix的にコーラス&Synで歌の背景に”壁”を作ったり
 ”強い歌”をしっかり支えられる様に
 バージョンアップしています。

6.数え歌〜TV Version〜
 IntroをなくしInter(1番と2番の間)も短くして
 コンパクトなサイズになっています。
 On Airの為の編集なのですが、
 短い分ギュッと濃密なメッセージが
 伝わってきます。
 これも余談なのですが、
 Eric Martinの『MR.VOCALIST』1と2を
 両方やらせて頂いて改めて思ったのが
 洋楽(特に最近のもの)はJ-Popに比べて”短い”です。
 間奏(ギターソロ等)もほとんどありません。
 Liveの時は間奏があると歌い手さんが
 その間休めるので
 結構大事だったりするのですが、
 欧米・最近では日本でも曲が短い傾向があるのは
 せっかちな性質なのか、あるいは
 現在人が”長い時間集中できなくなっている”
 のかも?と思う事があります。
 アルバムに〜TV Version〜を収録した事とは
 全く関係ない話ですけどね

7.見上げる青い空
 池田さんの”強い意志”(決意)が感じられる曲です。
 アレンジ的にはほぼピアノ一本ですが
 InterとEndingに何故かDX系のエレピを重ねてます。
 普段やらないアレンジですねぇ・・・
 何でこうしたんだろう?(爆)
 全く覚えてません。いや、凄く好きですけどねw。
 因にDX系とはYAMAHAのDX7に代表される
 FM音源を差します。
 FMとはFrequency Modulationの略で
 情報を搬送波の周波数の変化で伝達する変調方式で
 ラジオのFMも同じ意味です。
 キャリアのSine波に”高速ビブラート”を掛けると
 次の式で倍音が発生します。
 FM(t) = A sin(2πCt + I sin(2πMt))
 ・・・あっ、クラクラしてきました
 この曲もまたプリプロの一回目の演奏そのままです。

8.海の歌が聴こえる
 ピアノ連弾ユニットHands two Handsとの
 コラボレーションです。
 素敵ですねぇ〜♪
 8ちゃんとのハモリが気持ちいいです。
 ライブでは私が伴奏したりもしますが、
 以外と難しいのが”テンポ”。
 その日の二人の気分や体調、
 お客さんの反応や会場の音場で
 しっくりくるテンポが毎回違うんです。
 無論、他の曲でも同様の現象はありますが
 この曲は特に”センシティブ”な気がするなぁ。
 ピアノが単なる伴奏ではなく
 二人の歌い手と対等・・・とまでは言わなくとも
 ”歌い手に近い”所で三つ巴の化学反応を
 おこしているのかしら?・・・ねぇ?

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全曲紹介始めまーす♪
何せ曲数が多い上に
私のアルバムの発売も近づいていると言う事で…

では、行ってみよう!

1.あたりまえの空の色
 最初にプリプロしたのが2008年12/26です。
 えっ?クリスマス?なんですかソレハ?
 この時はワンコーラスだけ作って終わりました。
 1A'から入ってくる”ナイロンギター的な何か”は
 ギターとPad(ふわっとしたシンセ)が
 同時に鳴るこの音色。
 池田さん甚くお気に召したご様子で
 曲全体のイメージを引っ張るパートとして
 中心に据えました。
 2サビ・3サビに目木さんの”生ギター”を
 重ねるといった「白いギフト」のパターンですね。
(『Lunar Soup』/池田綾子 3を参照)
 1サビから良く聞くと何やら”環境音”的な物が・・・
 本来、空気感を演出する時には
 残響=リバーブ・ディレイ・アンビエンス
 を収録、若しくは追加する事によって行いますが、
 SE的な音色によって郷愁を誘えないか?
 と考えてみました。
 2サビから3サビへ転調する2小節に
(正確には1小節と5拍
 入っているコーラスは全てシンセですが
 ゴスペル・ボーイソプラノ・チベット(ホーミー)の
 声の素材を使い、”無国籍”=”全世界”に向かっての
 メッセージであるとの”意思”を表現したつもりです。
 公園で遊ぶ子供達の声から始まって
 そんな日常の積み重ねの延長に
 誰しもが見上げる空の下、
 世界中に幸せがあるのだと、そう思うのです。

2.手紙
 シングル「星降る森」のカップリングです。
 そのまま収録されています。
 この曲ねぇ、好きなんですよ。
 アレンジも気に入ってます。
 メインのピアノはYAMAHA MOTIF RACKの
「Jazz Piano」だったかな?
 この音源、とても重宝してます。
 ピアノ・エレピ系は非常に優秀ですね。



 リズムのポコポコした音は名機”Roland TR-808”
(通称”ヤオヤ”)のサンプルなのですが、
 この”大容量音源”時代に逆らうような
 フロッピー1枚分(2HD=1.2MB)のデータ量。
 楽器はEnsoniq ASR-10です。
 もう15年近くの付き合い♪。



 これが実に説得力ある音がするんです。
 
 PadはRoland JP-8000。
 メインのピアノに絡んで”もう一つのピアノ”は
 EmuのVintage Keys。
 しょぼいピアノの音ですが・・・
 生っぽい音で”ミニマル”をやりたかった
 元々は現代音楽の手法で
 単純なフレーズを繰り返すだけなのですが
 これが70年代の”テクノ”に応用され、
 現在でもトランスやクラブミュージックに
 受け継がれています。
 そう、この曲で私は”テクノ”がやりたかったのです。
 因に・・・間奏のコーラスは”私”ですwww。

3.小さな鞄〜Album Version〜
 これはライブでバンドでやったらこうなるだろうと、
 何も考えずにサクッとアレンジしました。
 ただ・・・エレキギターに聞こえる音
(”ソロ”も含めて)は全て”打ち込み”です。
 サンプラーでエレキギターの音色を選び
 PC上のアンプシュミレーターで音色を作る。
 これだけでは”本物のエレキの音”には聞こえません。
 フレーズ・・・
 「目木さんならこう弾くんじゃなかろーか?」と
 打ち込むと・・・
 割とそれ風に聞こえますw。
 何故目木さんにエレキを弾いてもらわなかったのか。
 そこには全く”他意”はありません。
 打ち込んだ”エレキ擬き”が気持ち良いなら
 それでいいんじゃねぇ?・・・ってだけですw。
 ライブに行けば目木さんのソロが聞けますし…ね?
 おっ!元のバージョンが好きという貴方。
 わかります。それは”シングル”で楽しんでくださいね。

4.雲形定規
 これまた、いいですねw。
 イントロのアコギとそれに絡むエレキ
(はい、打ち込みです)
 謎のアルペジオ(パコパコした音、シンセです)。
 Aメロから入って来るドラム。いい音〜♪
 あっ・・・打ち込みです(爆)。
 この曲はアルバム制作終盤にできたもので
 従来の池田さんの作品とは・・・
 ぱっと聞いた感じ、あまり違いは感じられないかも。
 例えばテンポ感的に、「Timeless」に似てはいますが…
 否!内容が全く違います。
 Bメロの2小節目のメロディーが”ブルーノート”。
 更にBメロの6小節目を良く聞いて下さい。
 えっ、分からない?・・・そうですか。
 なら・・・いいですwww。
 メロディーの”譜割”も今までとは随分違いますね。
 ”曲書き”として常に進化している・・・と。
 側に居てそう思います。

あの〜・・・このテンションで書き続けられますかね、私?
頑張りまーす

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出ちゃいました、『オトムスビ』


■ LAVEL/39ers Records
■ JDC CD/39AL-10
■ PRICE/¥2.940(税込)

 1.あたりまえの空の色
 2.手紙
 3.小さな鞄 ~Album Version~
 4.雲形定規
 5.天球儀 ~1st Take~
 6.数え歌 ~TV Version~
 7.見上げる青い空
 8.海の唄が聴こえる
 9.宵の道
10.プリズム ~Album Version~
11.空の欠片
12.今逢いたい
13.楽園ノスタ
14.灯
15.旅人
16.つむぎうた

もうお手元に届いてますか?
5/23の”イイダバシ Saturday Live”、もしくは
5/31の”SHIBUYA duo MUSIC EXCHANGE”まで
我慢している人もいらっしゃると思います。
うんうん。

さて、何を話しましょうか…
いや・・・
今夜は皆さんと同じ様に
CDに耳を傾けてみたいと思います。
そう、”晩酌のお伴に『オトムスビ』”。
乾杯!

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