作編曲家 TATOOのブログ
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プロフィール
HN:
TATOO
性別:
男性
職業:
作編曲家、Keyboards
趣味:
水泳、映画
自己紹介:
本名:多東康孝
(たとう やすゆき)
出身地:北海道
生年月日:19xx年8月9日
身長:178cm
血液型:O型
略歴:
1995年
KAITAのキーボーディストとして
スピードスターよりデビュー。
KAITAの活動を中心にアレンジ、
CM音楽などを多数手がける。
KAITAとして7枚のシングルと3枚のアルバムを発表。
1999年
KAITAはLove Bell Back Lineと名称を変更。
テレビ東京系音楽番組「ソングライトShow!」に出演。
2000年
PAPA X Inc.と契約。
プロデュース活動を開始する。
バーコード
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『アイアムアヒーロー』(2016)
原作:花沢健吾『アイアムアヒーロー』
(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:佐藤信介、脚本:野木亜紀子
音楽:ニマ・ファクララ
出演:大泉洋、有村架純、吉沢悠、岡田義徳、片瀬那奈、
片桐仁、マキタスポーツ、塚地武雅、徳井優、村松利史、
長澤まさみ

漫画家アシスタント鈴木英雄35歳、彼女とは破局寸前。
徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、
彼女の変わり果てた姿だった。
一瞬にして現実の世界は崩壊し姿を変えて行く。
謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体
ZQN(ゾキュン)で街は溢れ日本中は感染パニックに。
標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに
富士山に向かう道中で出会った女子高生・比呂美と
元看護師ヤブと共に生き残りをかけた
極限のサバイバルが始まる。

「ゾンビに殺された人間もゾンビ化する」という設定が
初めて採用されたのは1968年公開の
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』だそうですが、
その”理由と仕組み”がハッキリしない感じが
どーも好きになれず、
このジャンルの作品を好んで見る事はありませんでした。
近年では呪術や魔法的な手法ではなく、
科学実験や特殊なウィルス感染・寄生虫により
ゾンビ化するという設定が主流で、
これらの作品にはパンデミックという形で
被害が拡大するパニック物の様相を呈するものが多いです。
中でも個人的にはゲームの「バイオハザード」、
更には映画のバイオハザードシリーズの1と2は
実に楽しめる作品でした。
しかし、特段ゾンビ物を好む訳でもなく、
海外ドラマの『ウォーキングデッド』もスルーしています。
『アイアムアヒーロー』も漫画はずっと読んでいますが、
「レンタルで出たら見ようかな〜」
位にしか思っていませんでした。
が先日、知り合いのミュージシャンがブログで
強烈にオススメしているのを読んで、
急遽思い立ち、さっきレイトショーで観てきました。
原作はまだ連載中だし謎は全く解決せず
中途半端感は否めませんが、、、面白かったです。
銃火器を盛大にドンパチできない
日本が舞台の作品において、
演出やテンポ感で見せ切るあたりは
大健闘ではないでしょうか。
☆4つ



拍手[8回]

先週、映画『海街diary』を観ました。
第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品、
監督・脚本:是枝裕和
主演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず

大きな事件は全く起こりません。
異母妹を迎えて4人となった姉妹が
共同生活を通し”家族”になるお話です。
女優陣のキャスティングと演技が
素晴らしかったですね。
菅野よう子さんの音楽も素敵でした♫
是非ご覧になってみて下さい。
☆4つ半

そして、原作の漫画の作者は吉田秋生さん。
全作品を読んだ訳ではないのですが、
大好きな漫画家です。
「吉祥天女」
「河よりも長くゆるやかに」
「BANANA FISH」
「櫻の園」
この辺が好きかなぁ。

「海街diary」も読んでみようと思います。

拍手[14回]

先日の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き
”気になっちゃってる”ので観てきました。

『オデッセイ(The Martian)』(2015)
原作:アンディ・ウィアー『火星の人(英語版)』
監督:リドリー・スコット、脚本:ドリュー・ゴダード
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演者:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、
    クリステン・ウィグ、マイケル・ペーニャ、
    ショーン・ビーン、ケイト・マーラ、
    セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、
    キウェテル・イジョフォー
火星での有人探査の最中嵐に巻き込まれてしまったワトニー。
仲間たちは緊急事態を脱するため死亡したと推測される
ワトニーを置いて探査船を発進させ火星を去ってしまう。
しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは
酸素は少なく水も通信手段もなく
食料は31日分という絶望的環境で、
4年後に次の探査船が火星にやってくるまで
生き延びようとあらゆる手段を尽くしていく。

異星人も出てこなければ戦闘シーンもなく、
ただ科学的正確性をもって、
(多少事実と違う点もありますが)
主人公の開き直ったチャレンジ精神で
絶望的な状況を打開していく。
大好物な作品です 笑。
出演者の演技力の高さと主人公のユニークなキャラクター、
選曲のセンスの良さとリドリー・スコットの映像美。
いや〜、最高でした♡
☆5つ

拍手[8回]

CMで流れている「オデッセイ」や
「信長協奏曲」が気になっているのですが、
その前に”ヤツ”を観に行かねば、、、
と、急に思い立ち昨日観てきました。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
監督:J・J・エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン、J・J・エイブラムス、
   マイケル・アーント
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演者:ハリソン・フォード、マーク・ハミル、
    キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、
    デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、
    オスカー・アイザック

第2デス・スターが破壊されたエンドアの戦いから30年、
銀河帝国が滅びる大きな要因を作ったとされる
ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーは姿を消した。
その間、銀河帝国軍の残党から新たに台頭した
「ファースト・オーダー」と呼ばれる組織が
再び銀河に脅威をもたらしていた。
ルークの双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、
新銀河共和国の支援の下でレジスタンスを指揮して
ファースト・オーダーに立ち向かうと共に、
兄ルークの行方を捜索していた。

公開当初、一部ネットで「駄作感がハンパない」等の
批判的な評価もあったようです。
全体的に ストーリーに起伏がないとか
動機や関係性がいまいち曖昧だったり
「巨額を投入して作った学芸会」みたいとか。
まあ、言ってる事は分からなくもないですが、
そもそもがそんなに”深い”話しじゃないですし、
(ファンの人に怒られるかな?汗)
リアルタイムで過去の作品を見て来た人にすれば
1〜6を越えるなんて絶対ないでしょうし。
(個人的には2と3は駄作だと思ってます)
私は十分楽しめました。
意外な展開もあり続きが観たいなと思いました。
皆さんはどう思われますか?
☆4つ半

拍手[11回]

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が
昨日から公開されました。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
(1977年公開)から実に38年・・・
評判はどーなんでしょう?
何かうっすらと「酷評」なる文字もちらほら・・・

熱狂的なスターウォーズファンではありませんが
最初の作品が公開された当時の
日本での”騒ぎ”を知るものとしては、
がっかりしようが頭にこうようが
一応劇場で見なければ気が済まない、
そんな世代のおぢさんです。はい。

何かと話題作に関わっている監督のJ・J・エイブラムス、
私的には「時々やらかす人」というイメージがあるので
少々気にはなりますが・・・
(『SUPER8/スーパーエイト』とか…)

年が明けたらぼちぼち観に行こうかと。
取り敢えず今は昨日録画した
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を
楽しもうと思います♫

拍手[9回]

1989年(平成元年)、
『攻殻機動隊』がヤングマガジン海賊版にて
連載を開始して25年・・・



アメリカで商用インターネットが始まったのが
1988年。
その翌年に現在のネット社会の
更に先を予見していたって・・・凄いですね。

やっぱり劇場で観たいわ♡

拍手[8回]

『図書館戦争』(2013年)
原作:有川浩、監督:佐藤信介
出演:岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、
   西田尚美、橋本じゅん、鈴木一真、
   相島一之、嶋田久作、児玉清、栗山千明、
   石坂浩二
メディアに対する取り締まりを正当化する法律
“メディア良化法”が施行されてから30年がたった日本。
読書の自由を守るための自衛組織“図書隊”の隊員に
かつて助けてもらった笠原郁は憧れの図書隊員になる。
担当教官・堂上篤の厳しい指導を受け、
女性で初めて図書特殊部隊に配属された郁。
そんなある日、図書隊とメディア良化委員会の
対決が避けられない出来事が起きる。

原作もアニメも見ていないので
何とも言えないのですが・・・
小説やアニメでなら表現出来る世界観も、
実写だと「戦争ごっこ・恋愛ごっこ」に
見えてしまうのは仕方ないんですかねぇ。
その点目をつむれば悪くない気はします。
☆3つ

・・・と、ここまでが去年観た作品です。
(よーやく年越しました emoji


『THE MACHIN』(2014年)
監督・脚本:カラドッグ・ジェームズ
出演:トビー・スティーヴンス、ケイティ・ロッツ、
   デニス・ローソン、サム・ヘイゼルダイン、
   プーネ・ハジモアンマディ、シューアン・モリス、
   ジョン=ポール・マクラウド、ジェイド・クルート
中国と西側諸国が冷戦状態となった近未来、
ヴィンセントはイギリス国防省から
アンドロイドの開発依頼を請け負う。
新型アンドロイドは人体をはるかに超越した肉体と
データ処理能力を持っていたが、
制御不能で研究は頓挫しそうになっていた。
そんな折、中国に命を狙われた助手アヴァが重傷を負う。

量子コンピューターに人格移植、
ブレードランナーのレプリカント的な
アンドロイドとストイックな演出は
嫌いじゃないですが・・・
う〜ん、今一つ新鮮味や説得力は無いですね。
低予算の割には健闘はしているとは思うのですが、
ちょっと残念な感じです。
☆2つ半


『LUCY』(2014年)
監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン、
   アムール・ワケド、チェ・ミンシク、
   ピルー・アスベック、ジュリアン・リンド=タット、
   アナリー・ティプトン
マフィアの闇取引に巻き込まれたルーシーは、
特殊な薬が入った袋を体に埋め込まれ
運び屋にされてしまう。しかし、
体内で薬が漏れたことで彼女の脳機能は驚異的に覚醒。
脳科学者ノーマン博士が見守る中
さまざまな能力が超人的に目覚める一方、
少しずつ人間性が喪失し自らを制御できなくなっていく。

普段人間は脳の10%の領域しか
使っていないと言われています。
もし100%覚醒したらどうなるのか?
を、ネタに(題材っていうか”ネタ”)
リュック・ベッソンが新たに作り出したヒロインは
徐々に”神”と近づいていきます。
結果、カーチェイスやスタイリッシュな演出を
好き勝手やっている作品です。
まあ”おとぎ話”ですからツッコミどこは
満載なのですが、
スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマンの
存在感も相俟って楽しく最後まで見られました。
リュック・ベッソンらしいと言えばらしい作品かも。
☆3つ半


『エクスペンタブルズ3』(2014年)
原案:シルヴェスター・スタローン
監督:パトリック・ヒューズ
出演:シルヴェスター・スタローン、ジェット・リー、
   ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン、
   ジェイソン・ステイサム、ケルシー・グラマー、
   アントニオ・バンデラス、ランディ・クートゥア、
   テリー・クルーズ、ケラン・ラッツ、
   ロンダ・ラウジー、グレン・パウエル、
   ビクター・オルティス、ロバート・ダヴィ、
   ハリソン・フォード、メル・ギブソン、
   アーノルド・シュワルツェネッガー
傭兵軍団エクスペンダブルズを率いるバーニーのもとに
CIAのドラマーが現れあるミッションを課す。
それはエクスペンダブルズを結成した仲間だったものの
悪の道を進んだストーンバンクスの身柄確保だった。
ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカで
激しい追撃と攻防を展開するが、
バーニーの戦術を知るストーンバンクスに苦戦を強いられる。
仲間の身を案じバーニーはエクスペンダブルズの解散と
新チーム結成を考える。

出演者の豪華さが毎回凄いこのシリーズですが、
正直内容はどーでもいいっちゃーどーでもいいです。
一つのフレームの中に何人スターが納まっているか?
それを見るだけでいい、相変わらずそんな作品です。
☆3つ

拍手[5回]

『脳男』(2013年)
原作:首藤瓜於、監督:瀧本智行
脚本:真辺克彦、成島出
出演:生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、
   太田莉菜、江口洋介、染谷将太
残忍な手口の無差別連続爆破事件を追う
刑事の茶屋は犯人の居所を突き止めるが、
身柄を確保できたのは身元不明の鈴木一郎だけ。
共犯者と見なされた一郎は犯行が
常軌を逸したものだったため
精神鑑定を受けることに。
担当となった精神科医・鷲谷真梨子は
感情を表さない一郎に興味を持ち
彼の過去を調べ始める。

生まれつきの常識では考えられないほどの
高い知能と驚異的な肉体を兼ね備えるも、
人間らしい感情はない謎めいた男・脳男をめぐる
バイオレンス・ミステリーです。
登場人物の設定は深く見事なのに対して
演出の稚拙さが少々残念ではありますが、
生田斗真や二階堂ふみの熱演は
なかなか良かったのではないかと。
☆3つ


『悪の法則』(2013年)
監督:リドリー・スコット、脚本:コーマック・マッカーシー
出演:マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、
   キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、
   ブラッド・ピット、ロージー・ペレス、
   ブルーノ・ガンツ、ルーベン・ブラデス、
   ディーン・ノリス
メキシコ国境付近の町で弁護士をしている
通称カウンセラーは、
恋人ローラとの結婚も決まり人生の絶頂期にあった。
彼は実業家のライナーと手を組み、
裏社会のブローカー、ウェストリーも交えて
新ビジネスに着手する。
その仕事は巨額の利益を生むはずだったのだが…

セレブリティーが麻薬取引に手を染め
破滅へと追い込まれて行く・・・
だけの話しと言えばそれまでですが、
流石にリドリー・スコット、
独特の世界観で意味が分かりません(笑)。
共感も爽快感もカタルシスもなく、
ただただ後味をいかに悪くするか?
だけの為に作ったのではないかとすら
思えてしまう作品でしたね。
そこが”逆に”面白かったですが・・・
☆2つ


『船を編む』(2013年)
原作:三浦しをん、監督:石井裕也
出演:松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、
   黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、
   伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫
玄武書房に勤務する馬締光也は
職場の営業部では変人扱いされていたが、
言葉に対する並外れた感性を見込まれ
辞書編集部に配属される。
新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、
現代語に強いチャラ男・西岡正志など
個性の強いメンツばかり。
仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、
馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢に一目ぼれする。

馬締(松田龍平)と香具矢(宮崎あおい)の
恋の行方以外には特に事件は起こらず、
辞書「大渡海」完成までの15年にわたる
地道な編集作業を淡々と描いた作品ですが、
用例採集・見出し語の選定・語釈をめぐる
果てのない議論が面白いです。
結果、見終わった後に編集者達と
同じ達成感が得られるのです。
私、音楽家じゃなかったら
辞書の作成に関わる仕事が向いていたと思います 笑。
☆5つ


『パシフィックリム』(2013年)
原案:トラヴィス・ビーチャム、監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム、菊地凛子、イドリス・エルバ、
   チャーリー・デイ、ロバート・カジンスキー、
   マックス・マルティーニ、ロン・パールマン、
   芦田愛菜
2013年、突然未知の巨大生命体が
太平洋の深海から現われる。
それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、
瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。
人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、
生命体に対抗可能な人型巨大兵器
イェーガーの開発に成功する。
パイロットとして選ばれた精鋭たちは
イェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、
その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。

VFXを駆使した生命体とのバトル描写や
細部まで作り込まれたイェーガーの設定は
よく出来ていると思います。
監督は「日本の怪獣モノの単なるパスティーシュや
オマージュではなく新しいことができると感じた」また、
「日本の漫画、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重している」
とも答えており、
その辺りのリスペクトは感じられる作品です。
特撮ロボット物にありがちな「映像は凄いけど内容がない」
作品とは異なり、
なかなかバランス良く仕上がっているのでは?
☆3つ半

拍手[8回]

『ファントム/開戦前夜』(2013年)
監督・脚本:トッド・ロビンソン
出演:エド・ハリス、デイヴィッド・ドゥカヴニー、
   ウィリアム・フィクナー、ランス・ヘンリクセン、
   ジョナサン・シェック
冷戦下1968年のソビエト連邦。
デミトリー・ズボフ艦長が指揮する
核ミサイル搭載潜水艦B-67がある極秘任務のため出港。
副長アレックスはB-67に取り付けられた謎の装置
ファントムの技術者ブルニーをはじめ、
今回の任務のために着任した者たちの素性に疑念を抱く。
やがて彼らの正体と恐るべき目的が明らかになる。

「潜水艦モノにハズレなし」という説を
割と信じている方です。
この作品もなかなか頑張ってはいますが、
特に目新しいものはありません。
しかし、役者陣の実力が遺憾無く発揮されており
最後まで緊張感のある作品になっています。
☆3つ半


『エリジウム』(2013年)
監督・脚本:ニール・ブロムカンプ
出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、
   シャールト・コプリー、ヴァグネル・モーラ、
   アリシー・ブラガ、カーリー・ポープ
2154年。
スペースコロニー“エリジウム”で生活する富裕層は
パーフェクトな居住空間で過ごす一方、
荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。
エリジウム政府高官のローズが地球の人間を消そうと動く中、
地球で暮らすマックスはエリジウムに潜入することを決意。
残り5日しかない寿命を懸けて戦いに挑む。

『第9地区』で第82回アカデミー賞作品賞などに
ノミネートされた新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、
マット・デイモンを主演に迎え、
『第9地区』(3000万ドル)よりも
たっぷり予算を掛けて(1億1500万ドル)撮った
SF映画です。
映像やアクションはいい感じです。
ただ、お話のテーマや設定の甘さが少々悔やまれます。
でも十分A級作品に仕上がっているかと。
☆4つ


『真夏の方程式』(2013年)
原作:東野圭吾
監督:西谷弘、脚本:福田靖
音楽:菅野祐悟、福山雅治
出演:福山雅治、吉高由里子、北村一輝、
   杏、山﨑光、塩見三省、白竜、
   風吹ジュン、前田吟
両親の都合で一人親戚が経営する旅館で
過ごすことになった小学5年生の少年恭平は、
玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で湯川に出会う。
湯川は海底鉱物資源開発の説明会に
アドバイザーとして出席するために玻璃ヶ浦へ来ており、
恭平の親戚の旅館に宿泊する。
そんな中、同じ旅館に泊まっていた客の塚原正次が
その夜中に姿を消し翌朝海辺で変死体となって発見。
県警は現場検証を行い堤防から誤って転落した
事故死の線が濃厚であるとしていた。

ガリレオシリーズの映画化は
『容疑者Xの献身』以来5年振りです。
前作が最後に「あああぁぁぁ〜・・・」って
言っちゃう系だったので、
(全くもって”ハッピーエンド”ではない感じ)
今回もそれを期待していましたが、
前作程の”無情感”は無かったかなぁ。
ちょっと物足りない気もしますが、
良かったです。
☆3つ半


『Short Peace』(2013年)
原作:大友克洋
監督:森本晃司(オープニング)
   大友克洋(火要鎮)
   森田修平(九十九)
   安藤裕章(GAMBO)
   カトキハジメ(武器よさらば)
脚本:大友克洋(火要鎮)
   森田修平(九十九)
   石井克人・山本健介(GAMBO)
   カトキハジメ(武器よさらば)
「火要鎮」
キャスト:早見沙織、森田成一
18世紀の江戸が舞台。
火消となった男のことが忘れられず火をつけた女の物語。

「九十九」
キャスト:山寺宏一、悠木碧、草尾毅
道に迷った男が祠を見つける。
祠では使い古された唐傘や絹織物が化けて出ていたが、
男はお化けたちを修理してやる。
最後に修理できないほど古い道具が化けて出てくるが、
男は道具をねぎらい道具は満足する。

「GAMBO」
キャスト:田村睦心、浪川大輔
16世紀東北地方、人里に突然降りた鬼と
少女から救いを求められた白色の熊との戦い。

「武器よさらば」
キャスト:二又一成、檀臣幸、牛山茂、大塚明夫、
     置鮎龍太郎
近未来の東京が舞台。
廃墟の中パワードスーツで武装した5人組と
無人兵器との遭遇戦を描いている。

大友克洋さんの漫画は好きだったので
(「童夢」とか「AKIRA」とか)
「武器よさらば」は読んだ事があります。
オムニバスのアニメ作品ですが、
それぞれ個性的な映像で楽しめます。
個人的には「九十九」と「武器よさらば」が
良かったですね。
☆3つ半

拍手[5回]

ブログのこのタイトル、久々です。
「返却予定日20○○年○月○日」は
レンタルで借りた映画のあらすじ
(主にネットのコピペ)に
自分の感想をうっすら書いて添え、
「どんな映画を観たか」を自分の記録用に
書いているだけのお気軽なものなんですが、
2013年の12月1日以来の更新です!
(劇場で観た作品等の感想はちょいちょい書いてきました)

2013年年末から年越しに掛けて・・・
その頃、X−Factor沖縄が佳境で
書くのを躊躇った結果、
1年3ヶ月以上放置してしまいました。が!
今日・明日とで少し消化してみようかなと emoji

感想が”薄っぺら”でゴメンナサイm(__)m

『言の葉の庭』(2013年)
原作・監督・脚本:新海誠
声優:入野自由、花澤香菜、平野文、
  前田剛、寺崎裕香、潘めぐみ、
  星野貴紀
靴職人を目指す高校生のタカオは
雨の日の1限目は授業をサボって庭園で
靴のデザインを考えていた。
ある日、タカオはそこで昼間からビールを飲んでいる女性、
ユキノに出会う。どこかで会ったかとタカオが尋ねると、
ユキノは否定し、万葉集の短歌
「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り
雨も降らぬか 君を留めむ」
を言い残して去っていった。

全部書き出せば・・・
監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・撮影監督・
色彩設計・編集=新海誠、なんですけどねw。
エンディング曲の「Rain」が素敵です。
作詞・作曲:大江千里/編曲:皆川真人/歌:秦基博
大江千里のカバー曲。
15才の靴職人を目指す少年と27才の女性との
”恋”にまでは至らないけれど、
”恋のようなもの”ちょっぴりおセンチで
いいお話でした。
新海誠監督の前作『星を追う子ども』が
私的にはかなりイケてなかったのですが
今回は良かったです。
☆3つ半


『アフター・アース』(2013年)
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン、ゲイリー・ウィッタ
原案:ウィル・スミス
出演:ジェイデン・スミス、ウィル・スミス、
   グレン・モーシャワー、
   ソフィー・オコネドー、ジェイデン・マーティン、
   ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツ
人類が地球を捨て去りほかの惑星へと移住して
1000年が経過した未来。
ある宇宙遠征任務からの帰路につく兵士サイファと
息子のキタイを乗せた宇宙船に
トラブルが発生し機体が破損、
緊急シグナルを搭載した尾翼部が地球へと落下する。
それを追って地球に宇宙船が不時着するが、
ほかのクルーたちは死亡してしまい
サイファも重傷を負ってしまう。
帰還に必要な緊急シグナルを捜そうと
大自然に足を踏み入れるキタイは、
地球の生態系が人類を消し去るために
進化していることを知る。

結論から言いますと”駄作”です。
突っ込みどころ満載で更に内容が薄いです。
☆1つ


『ANTIVIRAL』(2012年)
監督・脚本:ブランドン・クローネンバーグ
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サラ・ガドン、
   マルコム・マクダウェル、ニコラス・キャンベル、
   ダグラス・スミス、ウェンディ・クルーソン、
   シーラ・マッカーシー、ジェイムズ・ケイド
著名人本人から採取された病気のウイルスが
商品として取引され、
それをマニアが購入しては
体内に注射する近未来。
注射技師シドは持ち出した希少なウイルスを
闇市場で売りさばきつつ、
自身も究極の美女ハンナのウイルスを投与していた。
そんなある日、ハンナが謎の病気で急死したのを機に、
異様な幻覚症状に襲われる。
未知のウイルスの宿主でもあるからなのか、
何者かに追われるようにもなったシド。
休むことなく続く幻覚と追撃に疲弊する中、
彼は自分を取り巻く陰謀の存在に気付く。

やはり”血”なのでしょうか?
監督・脚本のブランドン・クローネンバーグは
”あの”デヴィッド・クローネンバーグの息子です。
そのせいでしょうか、”芸風”が似てますwww。
セレブを崇拝する余りその細胞が混ざった培養肉を食べたり、
セレブたちが罹った病気に自ら感染したりするのが
大流行している近未来・・・っていう設定も変態ですw。
いいと思います。
☆3つ半


『ディアトロフ・インシデント』(2013年)
監督:レニー・ハーリン、脚本:ヴィクラム・ウィート
出演:ホリー・ゴス、マット・ストーキー、
   ルーク・オルブライト、ライアン・ホーリー、
   ジェマ・アトキンソン
旧ソ連時代の1959年。ウラル山脈のディアトロフ峠を
スキーを使用して越えようとした登山グループが遭難した。
後にグループ9名全員が遺体となって発見されるが、
そのうちの5体は極寒にもかかわらず全裸に近い状態であり、
残る4体は舌が失われているなど異様な損傷を受けていた。
さらに、身に着けていた衣服からは
高濃度の放射能までもが検出された。
さまざまな憶測がなされたが旧ソ連体制の崩壊などで
事件は忘れ去られようとしていた。
そんな中、5人のアメリカ人学生が事件の調査を始めた。

実際に起こった登山グループの怪死事件
「ディアトロフ峠事件」が題材のミステリー。
ファウンド・フッテージ=
(モキュメンタリーの一種で撮影者が行方不明になった為、
 埋もれていた映像という設定のフィクション作品)
として作られています。
伏線がちゃんとしているので
途中までは結構ワクワクします。が、
”オチ”が今一つかなぁ〜。でもまあ、、、
☆3つ

つづく・・・

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Eテレ(=教育テレビ)の番組、
「岩井俊二のMOVIEラボ」にハマってます。
4回目の今日のテーマは「ホラー」

去年、映画「学校の怪談」の劇伴をやらせて頂いて
そもそも映画好きな自分的に有難いお仕事でしたが、
昨日の番組で話題に上がったホラーのわりと新しい手法、

「ポイント・オブ・ビュー(主観ショット)」

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が
元祖とか。
あの作品は・・・酔いましたね 笑
(手ブレが酷くて emoji

スマホで手軽に動画が撮れる今、
新しい映像作品(過去の文法に捕われない)が
出てくる可能性はありますね。

自分でも作ってみたいな・・・
スマホ持ってないけど emoji

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テレビで聞いた事ありますよね?
1935年、京都・太秦にて
株式会社 極東現像所として設立され
映画の現像を開始した会社で、
現在では映画・テレビ番組・テレビコマーシャルに関する
業務を行うポストプロダクション、
フィルムの現像、カラコレ、テレシネ、合成、
テロップ、編集、MAなどを担うところです。
なので、社内には大きな試写室が設置されており、
邦画の関係者向け試写や公開映画のチェック試写などが
よく行われています。

主題歌を書かせて頂いた『蒼き狼 地果て海尽きるまで』の
試写以来7年ぶりにイマジカに行ってきました。

イマジカ第2試写室


『学校の怪談 呪いの言霊』


かなり怖いですw
今日はお台場へ参ります♫

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ガールズダンス&ボーカルグループ
「東京女子流」が主演を務めたホラー映画、
「学校の怪談 呪いの言霊」が
5月23日から全国公開されます。

私、音楽作りました・・・。


本編ではもう少し”音楽っぽい”のが聞けるはずw

「学校の怪談」は過去に4本の映画が
製作されている人気シリーズ。
13年ぶりの新作です。
2000年10月22日〜2001年3月25日の間、
アニメも放送されていましたね。

さて、女子流ちゃん達は現在、
東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014
~Royal Mirrorball Discotheque~の真っ最中。
本日のSHIBUYA-AX公演を観に行ってきまーす♫

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一昨日のLiveのMCでちょっとお話しましたが、
『猫侍』(ねこざむらい)がスキです♡
猫侍は2013年10月から
東名阪ネット6および5いっしょ3ちゃんねる加盟局などで
放送されたテレビドラマ(時代劇)です。
2014年3月1日から劇場版映画作品としても公開中です。

あらすじ

時は幕末、かつて「まだら鬼」の呼び名で
畏怖された剣客・斑目久太郎は、
今はしがない浪人に身をやつし困窮した日々を送っていた。
そんな久太郎に「猫を斬ってほしい」という
奇妙な依頼が舞い込んでくる。
依頼主は呉服問屋の番頭で、
堅物だった主人が猫を飼い始めてから
幼子のように骨抜きになってしまったと。
これは化け猫に違いないので退治してほしい。
馬鹿馬鹿しいとは思いながらも、
三両の報酬に背に腹は変えられず依頼を引き受ける久太郎。
番頭の手引きで屋敷に忍び込み、
いざ対峙…そこには無垢な瞳で久太郎を見つめる
一匹の白猫・玉之丞の姿があった。
翌日、斬った猫の骸を引き取りに来た番頭に
「決して開けてはならぬ」と
物の怪の封をした壺を引き渡す久太郎。
化け猫騒動もこれで一段落と思いきや、
番頭が引き払ったのを見計らったかのように
押入れから出てきたのは・・・
久太郎が退治したはずの玉之丞だった。

猫侍―エンディング


3:04からの”ねこ笊(ざる)”に
萌え萌えしてくだされw。

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昨日、よーやく観て来ました。
「バックコーラスの歌姫<ディーバ>たち」と
「ファイア by ルブタン」
東急文化村の中にある映画館、
ル・シネマ。
初めて行きました。
落ち着いた雰囲気で”大人”な映画館です。


まずは1本目


最高ですね。
原題は「20 Feet from Stardom」、
こっちの方がしっくりきますね。
一応”業界”に身を置くモノとしましては
内容は”全くそのとーり!”と
共感とシンパシーばりばりでした。
が、「ウォール・オブ・サウンド」
と称される音楽プロデュースを行い、
素晴らしい音楽を残した人物、
フィル・スペクターが”やらかした”事実に関しては
初耳でした。
映画の中で流れる音楽がこれまたたまりません!
DVD化された際には是非ご覧になって下さい。
☆5つ

そして、同じ劇場で2本目


アートにはエロスも必要です。
そして美しい肉体を手に入れる為には、
”鍛えなきゃダメ!”って事ですねw。
これまた素晴らしかったです。
お客の9割は女性でした。
☆4つ

そして晩ご飯は・・・牛鍋!


美味しゅうございました♡

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