作編曲家 TATOOのブログ
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
26 27
28 29 30
最近のお仕事
コメント
[08/09 りえくま]
[07/08 りえくま]
[07/07 TATOO]
[07/07 Pine]
[06/18 まる]
[06/14 まきりん]
[04/16 今はおじさん]
[11/14 今はおじさん]
[08/16 NONAME]
[08/11 NONAME]
プロフィール
HN:
TATOO
性別:
男性
職業:
作編曲家、Keyboards
趣味:
水泳、映画
自己紹介:
本名:多東康孝
(たとう やすゆき)
出身地:北海道
生年月日:19xx年8月9日
身長:178cm
血液型:O型
略歴:
1995年
KAITAのキーボーディストとして
スピードスターよりデビュー。
KAITAの活動を中心にアレンジ、
CM音楽などを多数手がける。
KAITAとして7枚のシングルと3枚のアルバムを発表。
1999年
KAITAはLove Bell Back Lineと名称を変更。
テレビ東京系音楽番組「ソングライトShow!」に出演。
2000年
PAPA X Inc.と契約。
プロデュース活動を開始する。
バーコード
ブログ内検索
まず最初に申しておきたい事は・・・
「理系と文系」
大きく分けてその二通りの体系が存在し、
個人の個性・能力の違いによって
教育の現場においてカリキュラムが異なるという事実、
それは歴然と存在するものです。
しかしながら、この状況を
いつまでもそのままにしておいていいのでしょうか?

理系の人間には小説や歴史書は必要ない。

文系の人間は物理などチンプンカンプンで
原発がどうやって電気を作り出しているのか
分からなくて当然なのが文系の人間だと。
相対性理論から導かれる”誤差”を修正しなければ
GPSが正確に機能しないという事を無視し、
そもそも、相対性理論が発見された事が
核開発に繋がった事実にまで辿り着いている人は
案外多くはないでしょう。

理系と文系の説明で、
1行と8行
あからさまに私は理系の人間なので、
このような”差”が生じてしまいましたw。
(エコヒイキ・・・です

結果言いたかったのは、
21世紀の教育において、
「理系と文系」を分けるのはナンセンスであるという事。

ここまではいいですか?(まあ、よかーないだろうなw)

はい、ここからが本題です。
エレキギターのピックアップのお話♪

ピックアップとは?
直訳すれば「拾い上げる」ですが、
エレキギターは鉄製の弦の振動を”ピックアップ”で
電気信号に変換します。

この部分


で、磁石に電線を巻き付けて作った1ユニットが
シングルコイルです。

例えばこんな感じ


それを2つ並べて”直列”に繋いだのがハムバッカー。


単体より直列に繋いだ方が何だか強そう・・・、
文系の人にも分かりそうな話ですね?
理系の人にとっては「電池は直列つなぎだとパワーは2倍」、
これ、当たり前。
なので、
「直列で2つ繋ぎ=ハムバッカー」の音の方がパワフル。
このような結果が導き出されます。

実際のエレキギターもハムバッカーの方が音は太いです。

そして、昨日のレコーディングで目木さんに弾いて貰った
私の楽器(高1の時に買ったエレキ)は、
ハムバッカーが2つ付いています。
しかも!スイッチでシングルコイルとハムバッカーが
切り替えられる優れもの!
(いや、現代においては全く珍しくないのですが

しかーし!

残念ながら、その切り替え機構が壊れてしまい、
ガムテで押さえなければならない事態に。

こんな具合・・・


いい音が録れたのでいいんですが、修理しなきゃなぁ・・・
エレキギターのピックアップがハムバッカーで音が太くて
聞いてみて気持ちが良いのは直列繋ぎで、
曲に合ってるから。

さて、、、
上記のお話の「理系と文系」っていう分け方って、
意味があるのでしょうか?
そんな”苦別”・・・もう止めません?w

拍手[6回]

この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
ピエール
ご無沙汰しております。
いつも楽しく拝読させて頂いております。

「理系と文系」
歴史上もう長い間対立を繰り返して来たこの2種族のお話から
ピックアップの構造にまで至る素晴らしいブログでした。笑

原発の構造も知らないまま電気を浪費し、
GPSを使いながらも道に迷ってしまう、
そんな僕はバッキバキの文系人間です。。。

ただそのテクノロジーの内容をブラックボックスかのように神秘化し、
人から人へ伝え、宣伝し、衝動的扇動的な言葉で飾り立て、
開発者が思いもよらなかった変わった使い方を考案してみたりする、
そんな人間が文系人間のような気もするのです。
(エコヒイキです。。。)

理系と文系は横並びの2本の柱ではなく、
縦に深い理系、横に浅い文系、そんな感じではないでしょうか。
制作とマネージメント、みたいな。笑

そして本題のピックアップですが。笑
ハムバッカーは当初シングルコイルのノイズを消すために開発されたと
聞いた事があります。
磁界を二つ横に並べる事によってなんたらかんたら・・・・・・zzz
しかし決して音色的な効果を狙ったものではなかったと。
そしてその頃はまだクリーンな音色で弾くのが主だったのですが
その後ディストーションギターという新しい音色が開発され
パワフルなハムバッカーはそのパワーと太さを存分に発揮出来るようになったと。

そして今、ノイズレスなシングルコイルが開発されても
ハムバッカーの持つパワーと音色でその存在意義が薄れる事はない。。

この理屈はよくわからんけど結果かっこいいからいいんじゃない?
という適当さはまさしく文系的発想な気がするのです。。。笑

「理系と文系」の縦割りをやめて、昨今新設される学科は
総合人間学科とか一体何を勉強するのか説明に小一時間ほど掛かりそうな
学科も増えてますよね。
いっそ理も文も両方学べるセットメニューとかあればいいんですけどね。
半ちゃんラーメンみたいな。笑

そんな僕は最近シングルサイズハムバッカーというのに乗せ変えて
おいしいとこ取りを狙いすぎて中途半端なことになっております。

すみません、コメントなのに長文失礼いたしました。。
2013/03/28(Thu)10:34:43 編集
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[1596] [1595] [1594] [1593] [1592] [1591] [1590] [1589] [1588] [1587] [1586]

Copyright c 日々是LOGIC。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆