作編曲家 TATOOのブログ
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プロフィール
HN:
TATOO
性別:
男性
職業:
作編曲家、Keyboards
趣味:
水泳、映画
自己紹介:
本名:多東康孝
(たとう やすゆき)
出身地:北海道
生年月日:19xx年8月9日
身長:178cm
血液型:O型
略歴:
1995年
KAITAのキーボーディストとして
スピードスターよりデビュー。
KAITAの活動を中心にアレンジ、
CM音楽などを多数手がける。
KAITAとして7枚のシングルと3枚のアルバムを発表。
1999年
KAITAはLove Bell Back Lineと名称を変更。
テレビ東京系音楽番組「ソングライトShow!」に出演。
2000年
PAPA X Inc.と契約。
プロデュース活動を開始する。
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『GO FAST』
監督:オリヴィエ・ヴァン・ホーフスタッド
主演:ロシュディ・ゼム、カタリーナ・ドニ
宝石強盗団の捜査で潜入捜査を行っていた
パリ警視庁BRI(探索出動班)のマレクは
続く麻薬捜査で現場を外され後方支援に。そして、
その捜査で現場にいた上司で友人の刑事と2名の仲間を失い
復讐を誓うが、新しい上司から休暇を取るように命令される。
そんな時、モロッコの麻薬をパリ経由で
全ヨーロッパに流している麻薬組織に対する
スペイン、フランス、アメリカの合同捜査チームは、
組織が麻薬輸送のドライバーを捜しているという情報を掴む。
そこで宝石強盗団の逃亡犯として知られているマレクを
潜入捜査官として採用し、
特殊介入部隊RAIDの特訓を経て組織に接近させる。

実話に基づいたお話だそうで、
確かにリアリティーがあるというか
「そんなバカな」といった無茶な設定や展開はなく
緊張感を保ちながらテンポ良くお話は進みます。
HQな映像ではなく、あくまでフィルムの質感を活かしつつ
ある意味”いわゆる”「フランス映画」然としています。
そのためか、犯人グループがアジトにしている団地群が
そこに映し出されると、
逆に近未来的に見えてくるのが不思議です。
昔のSF映画で描かれていた”未来都市”の記憶が
呼び起こされるのかしら?

『Transporter 3』のヴァレンティーナにもあった
「安」のTATTOOが首の後ろに入った女性が
一瞬映るシーンがあるのですが・・・
フランスで流行ってるのかしら?
音楽はテクノ系が多いです。
ヨーロッパの高速道路をドイツ車が疾走するシーンには
良く合いますね。
サントラを担当したのはフランスの
「AGORIA」というグループです。

90分と短い作品なので物足りない方もいると思いますが
(劇場で観たら私もそう思うかも)
引き締まっていていい作品だと思います。
☆3つ半


『扉をたたく人(The Visitor)』
監督・脚本:トム・マッカーシー
出演:リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバス
   ハーズ・スレイマン、ダナイ・グリラ
コネチカット州で大学教授をしているウォルターは
妻を亡くし心を閉ざしていた。
ある時、学会のためにニューヨークに出張し
滞在のために別宅のアパートを訪れるが、
そこには見知らぬ外国人のカップルがいた。
ふたりはジャンベ奏者のシリア系男性タレクと
アクセサリーを作って売るセネガル系女性のゼイナブ、
詐欺にあってウォルターの家を貸されたのだった。
やむを得ず共同生活を始めた彼らだったが、
陽気なタレクはウォルターにジャンベの演奏法を教え
ストリートセッションに誘った。
初めての体験に充実感を覚えるウォルター。
しかし、タレクは地下鉄無賃乗車を疑われて逮捕され
不法滞在の身を暴かれてしまった。
何とかして彼を釈放させようと奔走するウォルターの前に
タレクの母であるモーナが現われる。

言い方は悪いですが「頑固ジジイ」のウォルター、
他人と関わる事をさけ、仕事も惰性。
生きる気力を失っていた主人公が
移民のカップルとの触れ合いや音楽の力で
元気を取り戻してゆく前半と、
受け入れがたい”現実”を突きつけられる後半。
ただ単に「感動した」とか「可哀想」みたいな
一言で片付けられない所に
作品としての”深み”があると思います。
終盤のモーナとの”恋”(と”一言”では言えないけど)も
一層切ない・・・。
最終的に無理矢理”ハッピーエンド”に仕上げず、
ラストの地下鉄でのシーンが
制作者と観客のやり場の無い怒りを
見事に表現しています。

無実の罪での逮捕なので悪い事は何もしていません。
しかし、不法滞在自体が犯罪であり、
9.11以降ナーバスにならざるを得ない状況も分かります。
どうしたらみんなで幸せになれるのかしら?
あなたも考えてみて下さい。
☆4つ半


『アルティメット2/マッスル・ネバー・ダイ』
監督:パトリック・アレサンドラン
製作・脚本:リュック・ベッソン
主演:シリル・ラファエル、ダビッド・ベル
ある日、壁で隔離されたパリの犯罪多発地域・バンリュー13で
パトカーが発砲される事件が発生。
それはバンリュー13の解体をもくろむ
秘密保安介入局長官・ガスマンの仕組んだものだった。
しかし企みを暴ける映像データがレイトの元に届く。
レイトはガスマンの謀略で投獄されたダミアンを助け出し、
ガスマンの野望を打ち砕くべく行動を開始する。

前作から3年後の設定で、前作で親交を深めた2人が
再びタッグを組んで悪徳長官に戦いを挑みます。
カンフーとパルクールが売り物のこのシリーズ。
今回もCG無しのガチンコアクションで魅せてくれます。
”人力”ってやっぱり説得力があるなぁ。
ベッソン制作のアクション映画ってB級だけど
出演者も含めて”スマート&ハイスピード”で好きです。

フランス国防指令センターに割とらくちんに
侵入出来ちゃったりと少々突っ込み所はありますが・・・
まあ、いっかwww。
☆3つ


『セントアンナの奇跡』
監督:スパイク・リー
出演:デレク・ルーク、マイケル・イーリー
   ラズ・アロンソ、オマー・ベンソン・ミラー
1983年のクリスマス直前にニューヨークで起きた殺人事件。
新聞記者と刑事達は犯人ヘクター・ネグロンの自宅で
石像の頭部を見つける。
それはイタリア・フィレンツェのアルノ川に架かる
サンタ・トリニータ橋にあったプリマヴェーラ像で、
第二次世界大戦時にドイツ軍に橋を破壊された際に
失われたものだった。
1944年秋、イタリア・トスカーナ州セルキオ川流域。
アメリカ陸軍の黒人部隊(通称バッファロー・ソルジャー)の
第92歩兵師団はドイツ軍と対峙していた。
バッファロー・ソルジャーの伍長だったヘクター・ネグロンは
オブリー・スタンプス二等軍曹、
ビショップ・カミングス三等軍曹、
サム・トレイン上等兵と戦線のドイツ軍側に取り残されてしまう。
4人は途中で出会ったアンジェロ・トランチェッリ少年と共に
ヴィッラ・バジーリカの分離集落へと辿り着く。

人種差別問題を描く事に関して
躊躇しない作風は相変わらずですね。
未だに差別はありますが、
わずか50年前にはこんなにも酷かったのかと
再認識させられます。
第二次世界大戦中、実験的に組織された黒人部隊。
その扱いや白人指揮官のダメっぷりの描き方に
”差別”に対するアンチテーゼが垣間見えます。
同盟国でありながらナチに苦しめられて来た村民と
黒人兵との交流で、
差別など全くせず人として初めて接してくれた白人が
自国アメリカではなく戦場に居た事に
嬉しさと何とも言えないやるせなさを感じる主人公達。
情報を得る為に罪も無い一般市民を
女・子供(乳児も)問わず数百人皆殺しにした
「セントアンナの大虐殺」(史実)をベースに
人間の様々な面を見せつけられる映画です。
ご覧になる際には、冒頭のシーンで撃たれる直前に
「あ、お前はあの時の・・・」と言った
”被害者”の顔をよーく覚えておいて下さい。
☆4つ半


『しんぼる』
企画・監督:松本人志、脚本:松本人志、高須光聖
主演:松本人志
メキシコのとある町に住むプロレスラー、“エスカルゴマン”。
彼の妻は夫がいつもとは様子が違う事に気付く。
その日の対戦相手が自分より一回り若くて強いだけではなく、
他に“何か”が起こりそうな胸騒ぎがしていたからだ。
場面は変わって・・・、
水玉模様のパジャマを着たマッシュルームカットの男は
気が付くと白い壁に囲まれた部屋に閉じこめられていた。
男はその部屋から脱出を試みようとする。

第一回監督作品『大日本人』は観てないんです。
特に深い理由がある訳ではなく、
観たいと思わなかっただけです。
そしてこの作品、評価は散々なようですが
・・・そんなに酷いですかね?
確かに「お笑い」か「映画」かハッキリしないとか
まあそうなんですけどw。
家でDVDで観る分には面白かったし、
振り返ってみれば非常に分かり易い映画でした。
「修行」時代には、一見関連の全く無い一つ一つの事象が
その”連鎖”によって”意味”を持つ事を学び、
「実践」で”その行為”は”リアル”で反映されて・・・
って事でしょ?www
バタフライエフェクトの陰に「誰かの意思があるのでは?」
という疑念を具現化してみた。
そんな作品だと理解しましたが、どうでしょう?
「お笑い」の部分がもっと”キレて”いたら、
こんなに叩かれずに済んだかもしれませんが、
松本さんが表現したかった部分はそこじゃない。
とは言え”それ”を求められてしまうのは
・・・仕方ないか。

これよりも”まし”という感想が多かった『大日本人』を
逆に観てみたくなりました。
☆3つ


『南極料理人』
監督・脚本:沖田修一、原作:西村淳
出演:堺雅人、生瀬勝久、高良健吾
   豊原功補、西田尚美
南極観測隊員のひとりである西村淳の任務は
南極大陸のドームふじ観測拠点(標高3810メートル)で
越冬する隊員8名分の食事を用意することだった。
西村は限られた食材と特殊な環境の中、
隊員たちを飽きさせないメニューを作るために奮闘する。

実際に南極観測隊に参加した西村淳さんの体験を綴った
原作をかなり忠実に再現した作品と思われます。
隊員達の日常や仕事が淡々と描かれていきます。
極寒の地での苦労や孤独や馬鹿騒ぎw、
大変な仕事ですよね。
過度に演出せず、原作の雰囲気を壊さないという
意図は分かりますし、
10分に一度は「くすっ」と笑えるシーンもあります。
う〜ん、ただねぇ〜・・・。
テンポ感が終止一定なので、少々間延びしていると言うか、
ちょっと退屈に感じてしまいます。
映画用にエピソードを足したりする必要はないですが、
カット割りや演出の”間”でお話のテンポに
もっと緩急つけられたのでは?
今、勢いのある堺雅人さんを起用していますけど
全体的に地味な仕上がりがちょっと残念でした。
☆2つ半

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あっ
しんげん@Y
しんぼる 見ましたか。ありがとうございます。なんで私がお礼を言うのか・・・それは、まぁ機会があったらお話ししますwww
大日本人も、日本人の大好きな変身巨大化モノのパロディであることを忘れなければ面白いと思うんですけどね。
2010/03/08(Mon)22:54:27 編集
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