シンセサイザーを使った電子音楽の第一人者で、
音響作家としても世界的に知られた
作曲家の冨田勲(とみた・いさお)さんが5日、
慢性心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。
シンセサイザーの第一人者というだけではなく、
NHK大河ドラマの第1回「花の生涯」のほか、
「新日本紀行」「きょうの料理」のテーマ曲などを作曲。
「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などのアニメ主題歌、
数多くの曲を手掛けられています。
近年ではボーカロイドの初音ミクと
オーケストラを共演させるなど、
いつまでも最前線で活躍されていた大先輩でした。
小さい頃、パイロットになりたかった。
”空を飛びたい”という気持ちよりは
コックピットの計器やツマミやスイッチに
心奪われた少年でした。
音楽は好きでエレクトーンを小2から習っていました。
エレクトーンにもツマミやスイッチが付いているので
”メカ好き”な部分もある程度は満たされてたのかしら。
そして小6の時、
テレビで冨田勲さんのスタジオを見て衝撃を受けました。
確かこの番組だったような・・・
そしてアルバムを聞いて更にぶっ飛びました。
未だにこの時に受けた影響が
自分の中に色濃く残っていますし、
いつ聞いても新鮮な輝きを持った音楽は
これから先もずっと聞き継がれていくのでしょう。
ありがとうございました。
どうか安らかに。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」/冨田勲
[10回]