車移動中、
あるアーティストの新譜がラジオから流れてきました。
1時間番組でアルバムの半分以上がかかって、
御本人のお話も聞けました。
そのアーティストの今までの作風とは
大きく方向転換されていつつ、
「いいアルバムだな〜」と素直に思いました。
後日、ストリーミングサービスで聞き直してみました。
圧縮されたデーターでスマホ再生、
とは言え、それなりに”いい”ヘッドホンで聞きましたし、
カーステのラジオに比べれば遥かに”高音質”なはず。
なのに、、、ピンとこない。
何でだろう?
アナログの
レコード、カセットテープ、ラジオ放送
デジタルの
CD、mp3、ハイレゾ
レコード人気やアナログの良さが再評価されていますが、
「アナログなら良い」という簡単な話ではなく、
聞く環境も含めてその音楽が「つぼに入る何か」が
ある気がします。
スペックの進化が”感動”にとって
果たして必要不可欠なものなのか?
「いい音してるねぇ!」という感覚は人それぞれ、
説明出来るものではないです。
だからこそ音楽制作に関わる者として
自問自答を繰り返していかなければならない、
のかもしれませんね。
[17回]