作編曲家 TATOOのブログ
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プロフィール
HN:
TATOO
性別:
男性
職業:
作編曲家、Keyboards
趣味:
水泳、映画
自己紹介:
本名:多東康孝
(たとう やすゆき)
出身地:北海道
生年月日:19xx年8月9日
身長:178cm
血液型:O型
略歴:
1995年
KAITAのキーボーディストとして
スピードスターよりデビュー。
KAITAの活動を中心にアレンジ、
CM音楽などを多数手がける。
KAITAとして7枚のシングルと3枚のアルバムを発表。
1999年
KAITAはLove Bell Back Lineと名称を変更。
テレビ東京系音楽番組「ソングライトShow!」に出演。
2000年
PAPA X Inc.と契約。
プロデュース活動を開始する。
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ブログのこのタイトル、久々です。
「返却予定日20○○年○月○日」は
レンタルで借りた映画のあらすじ
(主にネットのコピペ)に
自分の感想をうっすら書いて添え、
「どんな映画を観たか」を自分の記録用に
書いているだけのお気軽なものなんですが、
2013年の12月1日以来の更新です!
(劇場で観た作品等の感想はちょいちょい書いてきました)

2013年年末から年越しに掛けて・・・
その頃、X−Factor沖縄が佳境で
書くのを躊躇った結果、
1年3ヶ月以上放置してしまいました。が!
今日・明日とで少し消化してみようかなと emoji

感想が”薄っぺら”でゴメンナサイm(__)m

『言の葉の庭』(2013年)
原作・監督・脚本:新海誠
声優:入野自由、花澤香菜、平野文、
  前田剛、寺崎裕香、潘めぐみ、
  星野貴紀
靴職人を目指す高校生のタカオは
雨の日の1限目は授業をサボって庭園で
靴のデザインを考えていた。
ある日、タカオはそこで昼間からビールを飲んでいる女性、
ユキノに出会う。どこかで会ったかとタカオが尋ねると、
ユキノは否定し、万葉集の短歌
「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り
雨も降らぬか 君を留めむ」
を言い残して去っていった。

全部書き出せば・・・
監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・撮影監督・
色彩設計・編集=新海誠、なんですけどねw。
エンディング曲の「Rain」が素敵です。
作詞・作曲:大江千里/編曲:皆川真人/歌:秦基博
大江千里のカバー曲。
15才の靴職人を目指す少年と27才の女性との
”恋”にまでは至らないけれど、
”恋のようなもの”ちょっぴりおセンチで
いいお話でした。
新海誠監督の前作『星を追う子ども』が
私的にはかなりイケてなかったのですが
今回は良かったです。
☆3つ半


『アフター・アース』(2013年)
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン、ゲイリー・ウィッタ
原案:ウィル・スミス
出演:ジェイデン・スミス、ウィル・スミス、
   グレン・モーシャワー、
   ソフィー・オコネドー、ジェイデン・マーティン、
   ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツ
人類が地球を捨て去りほかの惑星へと移住して
1000年が経過した未来。
ある宇宙遠征任務からの帰路につく兵士サイファと
息子のキタイを乗せた宇宙船に
トラブルが発生し機体が破損、
緊急シグナルを搭載した尾翼部が地球へと落下する。
それを追って地球に宇宙船が不時着するが、
ほかのクルーたちは死亡してしまい
サイファも重傷を負ってしまう。
帰還に必要な緊急シグナルを捜そうと
大自然に足を踏み入れるキタイは、
地球の生態系が人類を消し去るために
進化していることを知る。

結論から言いますと”駄作”です。
突っ込みどころ満載で更に内容が薄いです。
☆1つ


『ANTIVIRAL』(2012年)
監督・脚本:ブランドン・クローネンバーグ
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サラ・ガドン、
   マルコム・マクダウェル、ニコラス・キャンベル、
   ダグラス・スミス、ウェンディ・クルーソン、
   シーラ・マッカーシー、ジェイムズ・ケイド
著名人本人から採取された病気のウイルスが
商品として取引され、
それをマニアが購入しては
体内に注射する近未来。
注射技師シドは持ち出した希少なウイルスを
闇市場で売りさばきつつ、
自身も究極の美女ハンナのウイルスを投与していた。
そんなある日、ハンナが謎の病気で急死したのを機に、
異様な幻覚症状に襲われる。
未知のウイルスの宿主でもあるからなのか、
何者かに追われるようにもなったシド。
休むことなく続く幻覚と追撃に疲弊する中、
彼は自分を取り巻く陰謀の存在に気付く。

やはり”血”なのでしょうか?
監督・脚本のブランドン・クローネンバーグは
”あの”デヴィッド・クローネンバーグの息子です。
そのせいでしょうか、”芸風”が似てますwww。
セレブを崇拝する余りその細胞が混ざった培養肉を食べたり、
セレブたちが罹った病気に自ら感染したりするのが
大流行している近未来・・・っていう設定も変態ですw。
いいと思います。
☆3つ半


『ディアトロフ・インシデント』(2013年)
監督:レニー・ハーリン、脚本:ヴィクラム・ウィート
出演:ホリー・ゴス、マット・ストーキー、
   ルーク・オルブライト、ライアン・ホーリー、
   ジェマ・アトキンソン
旧ソ連時代の1959年。ウラル山脈のディアトロフ峠を
スキーを使用して越えようとした登山グループが遭難した。
後にグループ9名全員が遺体となって発見されるが、
そのうちの5体は極寒にもかかわらず全裸に近い状態であり、
残る4体は舌が失われているなど異様な損傷を受けていた。
さらに、身に着けていた衣服からは
高濃度の放射能までもが検出された。
さまざまな憶測がなされたが旧ソ連体制の崩壊などで
事件は忘れ去られようとしていた。
そんな中、5人のアメリカ人学生が事件の調査を始めた。

実際に起こった登山グループの怪死事件
「ディアトロフ峠事件」が題材のミステリー。
ファウンド・フッテージ=
(モキュメンタリーの一種で撮影者が行方不明になった為、
 埋もれていた映像という設定のフィクション作品)
として作られています。
伏線がちゃんとしているので
途中までは結構ワクワクします。が、
”オチ”が今一つかなぁ〜。でもまあ、、、
☆3つ

つづく・・・

拍手[8回]

Eテレ(=教育テレビ)の番組、
「岩井俊二のMOVIEラボ」にハマってます。
4回目の今日のテーマは「ホラー」

去年、映画「学校の怪談」の劇伴をやらせて頂いて
そもそも映画好きな自分的に有難いお仕事でしたが、
昨日の番組で話題に上がったホラーのわりと新しい手法、

「ポイント・オブ・ビュー(主観ショット)」

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が
元祖とか。
あの作品は・・・酔いましたね 笑
(手ブレが酷くて emoji

スマホで手軽に動画が撮れる今、
新しい映像作品(過去の文法に捕われない)が
出てくる可能性はありますね。

自分でも作ってみたいな・・・
スマホ持ってないけど emoji

拍手[7回]

テレビで聞いた事ありますよね?
1935年、京都・太秦にて
株式会社 極東現像所として設立され
映画の現像を開始した会社で、
現在では映画・テレビ番組・テレビコマーシャルに関する
業務を行うポストプロダクション、
フィルムの現像、カラコレ、テレシネ、合成、
テロップ、編集、MAなどを担うところです。
なので、社内には大きな試写室が設置されており、
邦画の関係者向け試写や公開映画のチェック試写などが
よく行われています。

主題歌を書かせて頂いた『蒼き狼 地果て海尽きるまで』の
試写以来7年ぶりにイマジカに行ってきました。

イマジカ第2試写室


『学校の怪談 呪いの言霊』


かなり怖いですw
今日はお台場へ参ります♫

拍手[8回]

ガールズダンス&ボーカルグループ
「東京女子流」が主演を務めたホラー映画、
「学校の怪談 呪いの言霊」が
5月23日から全国公開されます。

私、音楽作りました・・・。


本編ではもう少し”音楽っぽい”のが聞けるはずw

「学校の怪談」は過去に4本の映画が
製作されている人気シリーズ。
13年ぶりの新作です。
2000年10月22日〜2001年3月25日の間、
アニメも放送されていましたね。

さて、女子流ちゃん達は現在、
東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014
~Royal Mirrorball Discotheque~の真っ最中。
本日のSHIBUYA-AX公演を観に行ってきまーす♫

拍手[9回]

一昨日のLiveのMCでちょっとお話しましたが、
『猫侍』(ねこざむらい)がスキです♡
猫侍は2013年10月から
東名阪ネット6および5いっしょ3ちゃんねる加盟局などで
放送されたテレビドラマ(時代劇)です。
2014年3月1日から劇場版映画作品としても公開中です。

あらすじ

時は幕末、かつて「まだら鬼」の呼び名で
畏怖された剣客・斑目久太郎は、
今はしがない浪人に身をやつし困窮した日々を送っていた。
そんな久太郎に「猫を斬ってほしい」という
奇妙な依頼が舞い込んでくる。
依頼主は呉服問屋の番頭で、
堅物だった主人が猫を飼い始めてから
幼子のように骨抜きになってしまったと。
これは化け猫に違いないので退治してほしい。
馬鹿馬鹿しいとは思いながらも、
三両の報酬に背に腹は変えられず依頼を引き受ける久太郎。
番頭の手引きで屋敷に忍び込み、
いざ対峙…そこには無垢な瞳で久太郎を見つめる
一匹の白猫・玉之丞の姿があった。
翌日、斬った猫の骸を引き取りに来た番頭に
「決して開けてはならぬ」と
物の怪の封をした壺を引き渡す久太郎。
化け猫騒動もこれで一段落と思いきや、
番頭が引き払ったのを見計らったかのように
押入れから出てきたのは・・・
久太郎が退治したはずの玉之丞だった。

猫侍―エンディング


3:04からの”ねこ笊(ざる)”に
萌え萌えしてくだされw。

拍手[10回]

昨日、よーやく観て来ました。
「バックコーラスの歌姫<ディーバ>たち」と
「ファイア by ルブタン」
東急文化村の中にある映画館、
ル・シネマ。
初めて行きました。
落ち着いた雰囲気で”大人”な映画館です。


まずは1本目


最高ですね。
原題は「20 Feet from Stardom」、
こっちの方がしっくりきますね。
一応”業界”に身を置くモノとしましては
内容は”全くそのとーり!”と
共感とシンパシーばりばりでした。
が、「ウォール・オブ・サウンド」
と称される音楽プロデュースを行い、
素晴らしい音楽を残した人物、
フィル・スペクターが”やらかした”事実に関しては
初耳でした。
映画の中で流れる音楽がこれまたたまりません!
DVD化された際には是非ご覧になって下さい。
☆5つ

そして、同じ劇場で2本目


アートにはエロスも必要です。
そして美しい肉体を手に入れる為には、
”鍛えなきゃダメ!”って事ですねw。
これまた素晴らしかったです。
お客の9割は女性でした。
☆4つ

そして晩ご飯は・・・牛鍋!


美味しゅうございました♡

拍手[8回]

ミニシアター(mini theater)とは、
日本の映画館のうち、
ブロックブッキングなどによる
大手映画会社の直接の影響下にない
独立的なものを指す呼称だそうです。
自称”映画好き”な私ですが、
マニアックな作品だけを特に好むのではなく、
ハリウッド大作・邦画・アニメ・単館系問わず、
美味しそうなモノは何でも頂きたい”食いしん坊”です。

最近”単館系”に好物発見!

『ファイアbyルブタン』


『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』


”足フェチ”のミュージシャンには…たまらんw
さて、仕事を片付けて劇場へ・・・行けるのは、
明後日くらいかしら(汗)。
頑張ります!

拍手[6回]

予告を見た時には「DVDが出たら見よう」
位にしか思っていなかったのですが、
あちらこちらから「良い!」との評判が。
昨日見て来ました。

『ゼロ・グラビティ(Gravity)』(2013年)
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、
   エド・ハリス、オルト・イグナチウッセン、
   ファルダット・シャーマ、エイミー・ウォレン、
   バシャール・サヴェージ
地表から600km上空。そこで、
誰もが予測しなかった突発事故が発生。
突如飛来した大量の衛星の破片によって
スペースシャトルは大破し、
船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニア
ライアン・ストーン博士と、
ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーの二人は、
無重力空間に放り出されてしまう。
漆黒の宇宙で二人をつなぐのはたった1本のロープのみ。
残った酸素はあとわずか。
地球との交信手段も断たれた絶望的状況下で
二人は地球への帰還を目指す。

一応出演者を全員書きましたが、
実質出ているのはサンドラ・ブロックと
ジョージ・クルーニーだけです。
この作品は・・・凄いです。
是非劇場で、しかもなるべく3Dで観て頂きたい。
宇宙空間が舞台ですし、
無重力下での演出や描写が見事なので
邦題が『ゼロ・グラビティ』でもいいのでしょうが、
監督が”何”を伝えたかったのかを察するに、
私的には原題の『Gravity』の方がしっくりきます。
ラストシーンを観てあなたはどう思われますか?
久々に名作に出逢えました。
☆5つ

拍手[10回]

昨日の記事でざわざわした同年代が多かった様ですw。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を
思い出した方がいらっしゃいました。

あらすじは・・・

あたるの通う友引高校は本番を明日にひかえて
文化祭の準備に大わらわ。だが、
翌日になってもやはり文化祭の準備をしていた。
実は友引高校のみんなは同じ日を
延々と繰り返していたのだ。
事態に気付いた担任の温泉マークと
養護教諭・サクラは原因を究明しようと
みんなを下校させるが、
無事帰り着けたのはあたるとラムだけ。
みんなは何度帰ろうとしても
友引高校に戻ってきてしまう。
その間にも異変は起こり続け、
ついに財閥の御曹司・面堂終太郎が
自家用戦闘機ハリアーを持ち出して
空から現状を確認する事態に。
すると、なんとそこには友引町を甲羅に乗せて
中空をさまよう巨大な亀の姿が・・・

謎解きのシーンで
「荘子」の一節「胡蝶の夢」が引用されていますが、
私のアルバム『Dreamy Butterfly』のコンセプトの一部は
ここから着想を得ています。

過去の記事→胡蝶の夢

音楽も素敵ですが、
セリフにもご注目下さい。



拍手[7回]

『クラウド アトラス』(2012年)
監督・脚本:ラナ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ、
      アンディ・ウォシャウスキー
原作:デイヴィッド・ミッチェル
出演:トム・ハンクス、ハル・ベリー、
   ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、
   ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、
   ジェームズ・ダーシー、ジョウ・シュン、
   キース・デイヴィッド、デヴィッド・ジャーシー、
   スーザン・サランドン、ヒュー・グラント
1849年、太平洋諸島。
若き弁護士に治療を施すドクター・ヘンリー・グース、
その目は邪悪な光をたたえていた。
1973年のサンフランシスコ。
原子力発電所の従業員アイザック・スミスは、
取材に来た記者のルイサと恋に落ちる。
そして、地球崩壊後106度目の冬。
ザックリーの村に進化した人間コミュニティーの
メロニムがやって来た。

何のこっちゃかサッパリ分かんないでしょ?
実はこの作品、
19世紀から24世紀へと世紀を超えて、
六つの時代と場所を舞台に
人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ、
なんですw。
・波乱に満ちた航海の物語
・幻の名曲の誕生秘話
・巨大企業の陰謀
・ある編集者の大脱走
・伝説のクローン少女と革命
・崩壊した地球での戦い
これらが同時進行し、更に・・・
キャストが豪華ですね。
監督がウォシャウスキー”兄弟”から
ウォシャウスキー”姉弟”になっていますが、
私は好きです。
☆4つ


『LOOPER』(2012年)
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、
   ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント、
   ポール・ダノ、ノア・セガン
舞台は2044年のカンザス州、
ジョーは未来の犯罪組織の依頼で
過去にタイム・トラベルしてくる標的を
処理する殺し屋、通称「ルーパー」。
しかしある依頼で処理することになったのは、
30年後の未来からやってきた自分自身だった。

未来から送り込まれた”自分”を殺せば
30年後に自分は必ず殺される。
過去の自分によって。
なかかな良く出来た設定ですが、
実はその後の展開がどんどん加速していきます。
ヒントは、、、『ブリキの太鼓』という作品を
貴方はご存知ですか?
・・・以上です!w
☆3つ半


『アウトロー』(2012年)
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
原作:リー・チャイルド
出演:トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、
   ロバート・デュヴァル、ヴェルナー・ヘルツォーク
   リチャード・ジェンキンス
ピッツバーグ近郊。
白昼公然と無作為に6発の銃弾が発射され、
5人が殺害される事件がおこる。
警察の捜査が進み僅か1時間後には
容疑者として元軍人のスナイパー、
ジェームズ・バーが逮捕。
だがバーは殺人容疑を否認し
彼がかつて軍で最も恐れていた男、
ジャック・リーチャーへの連絡を要求する。

ギリスの作家リー・チャイルド原作の
ハードボイルド小説
「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化。
監督が『ユージュアル・サスペクツ』の脚本を書いた
クリストファー・マッカリーなので
ちょっと期待していたのですが・・・、
原作の枠を超える事は出来なかったのかなと。
勿論、原作なんて読んでないですけどw。
テンションが一定でクールではありますが、
これトム・クルーズじゃなくても
良かったんじゃないかな〜というのが、
ちと残念です。
☆3つ


『FLIGHT』(2012年)
監督:ロバート・ゼメキス、脚本:ジョン・ゲイティンズ
出演:デンゼル・ワシントン、ケリー・ライリー、
   ブルース・グリーンウッド、ドン・チードル、
   ジョン・グッドマン、メリッサ・レオ、
   ジェームズ・バッジ・デール
オーランドからアトランタに向かっていた航空機が
突然急降下を始めてしまった。
機長のウィップ・ウィトカーは制御不能となった航空機を
背面飛行させた後に地上への胴体着陸を試みた結果、
乗客・乗員102名のうち96名が生還を果たした。
ウィップは「奇跡のパイロット」として一躍時の人となる。
ところが事故調査委員会はウィップの血液から
アルコールが検出されたとして
彼に過失致死罪の適用を検討していた。

ロバート・ゼメキス12年ぶりの実写映画です。
それで主演がデンゼル・ワシントンって、
面白くない訳がありません。
特にヒールを演じた『トレーニング・デイ』が好きなので、
今回も”はまり役”でしたね。
会話シーンが多く上映時間も
2時間19分と長い映画ですが、
非常に楽しめます。
ちょっと”麻薬”に関する描写が?でしたけど。
☆4つ


『ダイハード5』(2013年)
監督:ジョン・ムーア、脚本:スキップ・ウッズ
出演:ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、
   セバスチャン・コッホ、ユーリヤ・スニギル、
   メアリー・エリザベス・ウィンステッド
刑事ジョン・マクレーンは、
遠くロシアの地で警察沙汰のトラブルを起こした
息子ジャックの身柄を引き取りにモスクワへ。
しかし到着早々にテロ事件に巻き込まれた事をきっかけに、
大物政治家や大富豪・軍人らが暗躍する
巨大な陰謀を壊滅させるため
ジャックとともに奮闘するはめになる。

う〜ん、どうでしょう・・・、
実際に借りて見たのは4ヶ月以上前なんですが、
殆ど印象に残っていません。
敵がしょぼいのと脚本があまり面白くないのと、
あと、チェルノブイリの扱い方が無神経なのと、
放射能を除去する薬品・・・的なモノが登場しますが、
そんなもんは無い!
シリーズ最低の駄作かも。
☆1つ半

拍手[5回]

先日、今関わっている映画の監督さんと
打ち合わせをしていた時に、
多くの名作の音楽を手掛けた
モーリス・ジャールの話が出ました。
(『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』
『インドへの道』『ゴースト/ニューヨークの幻』等)
アカデミー作曲賞を3回も受賞した人です。
その話の中で
「『ジェイコブス・ラダー』の音楽も
 モーリス・ジャールなんだよね」
という話が出ました。
『ジェイコブス・ラダー(Jacob's Ladder)』
知ってます?
1990年に製作されたティム・ロビンス主演の
サイコスリラー映画です。
多分あまりヒットしなかったはず・・・。
私も劇場ではなくレンタルで観ました。
しかも作品の内容は全く知らず、
監督が『フラッシュダンス』『ナインハーフ』
『危険な情事』のエイドリアン・ラインだったから
借りてみたのですが。
これがねえ、面白かったんです。
内容というか”仕掛け”は「最後にドンデン返し」的な、
『シックスセンス』っぽい感じなんですが、
「実は死んじゃってました」ではありませんよ。
(ちょっと”近い”けど(謎))
何が良かったかって言えば
「前知識を全く持たずに観れた」事です。
サイコスリラーである事すら知らなかったですしw
昨日探してみたんですが、
残念ながら割と大きなレンタル店にも
置いてなかったです。
機会があったら是非観てみて下さい。

情報が溢れかえっている今では
この感動を味わうのが難しいですよね。
必要な情報が簡単に手に入るのはいいんですけど、
感動や驚きのピークが低いというか、
感情の起伏が昔より少ない気がします。
その起伏が創造のエネルギーだと思うんです。

拍手[8回]

主題歌の「亜細亜の空」をアレンジしてから半年、
映画『天心』、本日全国公開でございます。

『天心』予告編


この曲は石井さんの歌はもとより
和楽器と二胡の掛け合いも聞き所ですが、
劇場で流れる事を想定した
こだわりの”低音”
(山田さんのパーカッション)を
是非体感して頂きたいです。

ので・・・

劇場へGo!

拍手[32回]

以前「訳あってホラー映画を観ている」
と書きましたが、
何となく目処がついたのでご報告しますと、
今、来春公開予定の映画の劇伴を作っています。
ホラーですからメロディアスな曲は
殆ど出てこないですけどw。
逆に、「メロディアスではない曲」とは何ぞや?
と、いつも作っている音楽とは真逆な作業で、
大変勉強になりました。
・・・まだ終わってないですけど(汗)。

私の中でホラー映画の一位は『SHINING』です。
1980年に制作された作品なので
特殊メイク等は少々アレですけど、
世界で初めてステディカムを使った
ヘリからの空撮のオープニングは
非常に印象的です。

ジャック・ニコルソンの怪演も然る事ならば・・・


嫁の顔が恐い!


そして音楽は現代のホラーでも踏襲される
典型の様なものですが、
調べてみると意外にも殆どが既製の現代音楽なんですね。

・弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽 第3楽章
(バルトーク)
・ロンターノ (リゲティ)
・ヤコブの目覚め/ポリモルフィア/ウトレニヤ
 /デ・ナトゥーラ・ソノリス 第1番,第2番/
 52弦とテープのためのカノン(ペンデレツキ)
・仮面舞踏会(演奏:ジャック・ヒルトン楽団)
・ホーム(演奏:ヘンリー・ホールと
 グレン・イーグルス・ホテル・バンド)
真夜中、星々と君/もうすべて忘れて
(演奏:アル・ボウリーとレイ・ノーブル楽団)

弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽 第3楽章


あぁ、かなり”それっぽい”ですねw。
映画の為に作られた音楽ではないのですが、
とても”映像的”というか、
想像力をかき立てられる音楽です。

拍手[12回]

訳あって、ホラー映画を沢山観てます。
決して嫌いではないのですが、
好んで観ようとは思わない…位な感じです。

過去にブームは何度もあった気がしますが、
1973年に公開された「エクソシスト」の
大ヒットを皮切りに、
『キャリー』『サスペリア』など
70年代はホラーの名作が沢山ありましたねぇ。
特に、学生の時に観たコレは・・・怖かった。

Possession(1981)


正直、ストーリーはよく分かりません(難解)。
ただ、イザベル・アジャーニの演技が凄まじく、
それだけが印象に残っています。
同名の新作が去年公開されてますね。

ホラー映画はお好き?

拍手[5回]

『ボーン・レガシー』(2012年)
監督・脚本・原案:トニー・ギルロイ
出演:ジェレミー・レナー、エドワード・ノートン、
   レイチェル・ワイズ、ジョアン・アレン、
   アルバート・フィニー、スコット・グレン、
   ステイシー・キーチ、オスカー・アイザック
CIAの極秘プログラム「トレッドストーン計画」が
ジェイソン・ボーンによって明るみになろうとしている頃、
人体改造の「アウトカム計画」により
強靭な肉体を持つアーロンが訓練を積んでいた。
このボーンによる事件の余波で「アウトカム計画」も
明るみになる事を恐れた上層部は、
関係者の抹殺を指示。
かろうじて生き延びたアーロンは、
研究者のマルタを訪ねるが彼女もまた命を狙われていた。

マット・デイモン主演「ジェイソン・ボーン」
3部作のサイドストーリーです。
ジェイソン・ボーンは”暗殺者”、
アーロン・クロスは”潜入捜査官”的な違いはありますが、
”どっちも強過ぎ”なのは一緒ですw。
『ボーン・アルティメイタム』と同時進行していて
両者の整合性をとる為に少々流れが悪くなってしまってます。
が、続編を作るなら次からは楽でしょうね。
結構楽しめました。
☆3つ半



『ARGO』(2012年)
監督:ベン・アフレック、脚本:クリス・テリオ
製作:ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
   ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、
   クレア・デュヴァル、ジョン・グッドマン、
   マイケル・パークス、テイラー・シリング、
   カイル・チャンドラー
イラン革命真っ最中の1979年。
イスラム過激派グループが
テヘランのアメリカ大使館を占拠し、
52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。
だが占拠される直前、
6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、
カナダ大使公邸に匿われる。
CIA工作本部技術部のトニー・メンデスは
6人をイランから救出する為、
『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて
6人をそのロケハンスタッフに身分偽変させるという
作戦をたてる。

今年のアカデミー賞にて
作品賞、脚色賞、編集賞を受賞した作品です。
派手にデフォルメされている訳でもなく、
ドキュメンタリー・・・とまではいかないけど、
割と淡々と描写されている所がいいですね。
「歴史的背景をしっかりと描ききれていない」
という意見もありますが、
上映時間120分ではなかなか難しいでしょう。
☆4つ



『ネイビーシールズ』(2012年)
監督:スコット・ワウ、マイク・マッコイ
出演:ロゼリン・サンチェス、ジェイソン・コトル、
   アレックス・ビードフ、ネストール・セラノ、
   エミリオ・リベラ
過酷な訓練を乗り越えてきた
数パーセントの精鋭兵士たちで編成され、
オサマ・ビンラディン暗殺をはじめとする
国家の最高機密作戦に従事している
アメリカ軍が誇る特殊部隊のネイビーシールズ。
そんな彼らに、誘拐されたCIAエージェントの救出という
新たなミッションが下される。
冷静に着々と救出作戦を遂行させていくが、
誘拐事件は恐ろしい大規模テロ計画へとつながっていた。

監督の二人はドキュメンタリーなどを
多く手掛けてきたそうで、
更に実際の隊員がキャストを務め、
銃器もすべて本物を使用、
さらに劇中の特殊技術や作戦立案も
実例に従っているという拘りよう。
とてもリアルな作品に仕上がっています。
☆3つ半



『スカイフォール』(2012年)
監督:サム・メンデス、主題歌:アデル
「スカイフォール」
出演:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、
   レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、
   ベレニス・マーロウ、アルバート・フィニー、
   ベン・ウィショー、ジュディ・デンチ
各国のテロ組織に潜入している工作員を記録した
MI6のハードディスクが何者かに奪われ、
ボンドは犯人を追いつめるが、
MI6の長官Mの命令で放たれた銃弾に撃たれ
橋の上から谷底へと落ちていく。
Mはリストが奪われた責任を追及され
辞職を迫られるがこれを拒否。
しかしその直後、リストを奪った犯人により
MI6のオフィスが爆破され更なる犠牲者を出してしまう。

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは3作目。
なのに「そろそろ衰えが見え始めた」設定、
ちょっと早過ぎません?w
まあ、キャストの交代も含めて
昔からの遺産を処分して、
新しい007シリーズへ移行する為の作品だったのかも。
前2作に比べてアクションシーンが少なかったのは
ちょっと残念でしたね。
☆3つ半



『黄金を抱いて飛べ』(2012年)
原作:高村薫、監督:井筒和幸
出演:妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、
   チャンミン(東方神起)、西田敏行
過激派や犯罪者相手に調達屋をしてきた幸田は、
大学時代からの友人・北川から
銀行地下にある15億円の
金塊強奪計画を持ちかけられる。
幸田と北川は、銀行のシステムエンジニア・野田、
自称留学生のスパイ・モモ、北川の弟・春樹、
元エレベーター技師の爺ちゃんを仲間に加え、
大胆不敵な作戦を決行する。

日本産のケイパー・ムービー・・・って何?(汗)
“ケイパー・ムービー(caper movie)”
というジャンルがあるそうです。
「プロフェッショナルな犯罪者たちが
 チームを組んで強奪計画を立てて実行する」
『オーシャンズ11』とかの事でしょうか?
お話は実に淡々と進んで行くのですが、
役者さん達が上手なので
最後まで飽きずに観られました。
多少設定が強引な所もありますが、
まあ許せる範囲です。
スカッと爽快!・・・なラストじゃないですけど、
どーですか?
☆3つ

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