今読んだネットのニュースによると・・・
『アバター』ついに『タイタニック』超え!
歴代世界興収を塗り替える!
だそうで。
いや、目出たいじゃないですか。
しかも自分の過去の記録を自ら塗り替えるとは。
(監督:ジェームズ・キャメロン)
これは本当に”偉業”だと思います。
実は・・・年末にこっそり見て来ました。
(”こっそり”観なきゃなんない理由はないけれどぉ)
んで、感想はですねーーーっ。
「良いとか悪いとかはあんまり言いたくない」
映画です、私にとっては(倒置法)。
でもこれだけは間違いないです。
(『THIS IS IT』同様)
「絶対に劇場で観なさい!!!」(3Dバージョンでね
)
普段、眼鏡を使っている人にとって
あの”眼鏡”がどうかは諸々あるにせよ・・・。
過去にも何度か3D映画が話題になった事はありますが
残念ながら定着しませんでした。
しかしこの作品は「ひょっとして・・・」と
思わせてくれました。
それ以上に感心したのは、
今までCG映画では、役者が背景や完成した画を
想像しながらでしか演技が出来なかったのに対し、
この作品ではデジタル・クローズアップという技術で
表情や目の動きといった細かなデータを
現場のPCでリアルタイムに簡単な3DCGIに当てはめられ
完成映像のラフとして閲覧しながら演技出来る・・・。
結果、役者の表情や動きがかつて無い精度で
CGに反映されている事です。
これは”革命”かもしれません。
もはや表現できない”シチュエーション”はない訳で
演者はどんな姿にもなれるしどんな空間においても
”演じる”事が出来てしまう。
さて、ここまで来ればもはや問われるのは
”何をどう画きたいのか”
・・・そうです。
テクノロジーが成熟した時、
結局問われるのは原点回帰。
「何を表現したいのか」って事になっちゃいますよね?
面白いですね。
今回の記録更新。
3D・(演技が反映された)CGが
(とてつもなく)凄い。
で、物語は・・・
そこそこ良いと思います。(だいぶ”上から”だな
)
そもそもジェームズ・キャメロンという人、
もの凄く”サービス精神旺盛”なんだと思います。
映画で”芸術”を作ろうなんて思ってない。
ただ、「見る人を楽しませよう」という気持ちは
半端ない。
私が一番好きなジェームズ・キャメロン作品は
『アビス』なんですけど、
これ1本で3本分は撮れるのでは?と思える程の
”しつこさ”です(詰め込みっぷり?w)。
『エイリアン2』も『ターミネーター』も
”しつこさ”に関しては言う事なしですもんね?www
異星人(エイリアン)物に
シガニー・ウィバーを出すあたりは
・・・気が利いてますね
。
『タイタニック』も劇場で観たんですけど
私的には正直???でしたので・・・
今回のこの作品、うん。
☆4つ半です。
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