生まれて初めて飛行機に乗ったのは
小学5年生の時、
帯広ー羽田で機種はYS-11(国産プロペラ機)でした。
飛行時間は2時間半、
今では1時間半です。
初飛行には大変興奮したのを憶えていますが、
その頃にはすでに”超音速旅客機”が就航していました。
それが「コンコルド」です。
イギリスのBACとフランスのシュド・アビアシオンなどが
共同で開発した超音速旅客機で、
初飛行は1969年3月1日。
原型機4機を含め、20機が製造されました。
高度5万5,000から6万フィートという
通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、
マッハ2.0(約2,160km/h)で飛行しました。
定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機です。
超カッコいいっす!
日本航空でも国際線向けに3機の導入が計画されましたが、
ソニックブーム
(衝撃波:先日のロシアに落ちた隕石で話題になったアレ)や
オイルショックによる燃料費高騰などを受けて
導入計画はキャンセルされました。
1972年6月12日には羽田空港に
デモンストレーションのため初飛来。
航続距離が短く太平洋横断が不可能だったこともあり、
エールフランスとブリティッシュ・エアウェイズの両社とも
日本への定期路線に就航させることはありませんでしたが、
その後も数回にわたりエールフランスのコンコルドが
日本国内へ飛来しています。
2003年11月26日のヒースロー空港着陸をもって
全機が退役しました。
今現在、音速以上で飛ぶ旅客機はありません。
・・・乗ってみたかったなぁ
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