通常、音楽はLR(左右)の2chで音を再生しますが、
映画館では5.1chのサラウンドで
音が再生されています。
家庭でも専用の音響システムがあれば
DVDなどを5.1chで鑑賞する事ができます。
5.1・・・ってどーゆー事?
wikiってみましょう。
・通常のステレオスピーカーと同様に、
聴く人の位置(リスニングポジション)より
前方の左右30°にフロントスピーカーを配置する。
・フロントスピーカーの中央(聴く人から正面の位置)に
センタースピーカーを配置する。
これによって映画のセリフなどが
より鮮明に再生される場合が多い。
・センタースピーカーより110°方向
(聴く人の位置の真横より20°後方)にリアスピーカー
(あるいはサラウンドスピーカーとも呼ばれる)を
左右に2つ配置する。
後方から聞こえる音を再現するほか、
音の反響などが表現できるようになるため
臨場感が格段に増す。
・これに低音域専用のサブウーファーを加える。
超低音域専用なので、これを「0.1ch」と数える。
すると劇場で音楽が流れる場合、
(エンディングロールで主題歌が流れるとか)
CD用に制作される音源は2chなので、
前方の左右2つのスピーカーからしか
音が出ないという事になります。
まあ、それでも音楽としては十分なのですが、
折角なら劇場ならでは迫力のあるサウンドで
主題歌も流したい・・・と。
そうなってくると、
劇場用に5.1chの音源をCD用とは別に
制作しなければなりません。
歌や楽器の音を6個のスピーカーに
振り分け直す・・・的なイメージでしょうか?
(本当はちょっと違うんだけど)
極端な話、歌は前からピアノは後ろから・・・
みたいな事も出来る訳です。
5.1chの設備が整っているレコーディングスタジオって
実はそんなに多くないんです。
全ての音楽が劇場で流れる事を前提とはしてないので。
昨日は5.1chのTDができるスタジオへ・・・
Oden STUDIO
このスタジオのオーナーは・・・
矢沢永吉さんです(これ本当!w)
まずは”二胡”のダビングから
”皿ウドン”Mixへ
手前の白いスピーカーは使ってません。
上の3台がLCRです。
因にこのスピーカー
(Musikelectronic Geithain RK 922K)
1個で約90万円位です
後ろにも2台あるしサブウーハーもあるし・・・
9時から始まったレコーディング&TDも
14時には終了、無事納品しました。
劇場でこの音楽が聴けるのは、
11月頃かな〜w
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