ゲーム、嫌いじゃないです。
ファミコン世代、
もっと言えば”インベーダー”世代ですからw
PS2まではどっぷりハマっていた時期もあります。
でも、バイオハザード2辺りを最後に
ゲーム専用機で遊ぶ事は無くなってしまいました。
移動の時は携帯でゲームしたりしてましたが
最近それもしなくなり、
やってもiPod nanoのソリティア位でしょうか?
移動時は基本音楽を聴いてますので。
そんな”浅い”ゲーム歴”の中で
強烈に印象に残るゲームがあります。
それが『moon』です。
アスキーから1997年にPSで発売されたRPGです。
その内容は・・・
従来のRPGでは「勇者」は英雄でした。
しかし、moonの世界に登場する「勇者」は
罪の無いアニマルを殺し、
他人の家に押し入り色々な物を強奪していく、
非常に迷惑な存在として登場します。
主人公である「少年」の役目は、
勇者に殺されたアニマル達の魂を救い出し、
奇妙で暖かい住人達と心を通わせること。
そうすることで『ラブ』と呼ばれるものが集まり
レベルアップできます。
その特徴は・・・
・RPGなのに”戦闘”がありません。
主人公はmoonの世界で”ラブ”を集めます。
・一時停止している時以外は常に時間が経過しています。
この世界の住人やアニマル(その魂)は曜日と時間に沿って
「決まった曜日の決まった時間に何をする」
というのが個々に決まっています。
・BGMは自分で集める。
moonではフィールドがほとんどのマップで無音です。
鳴るのは鳥の鳴き声や主人公の足音のようなSEのみ。
しかし、ゲーム中に手に入れたMD(Moon Disk)を、
自分で選曲してプレイ中にかけることが出来ます。
ゲームを進めていくとMDが増えていって
選曲の幅が広がります。
音楽を手掛けたのはこのゲームの内容に賛同した
インディーズのアーティスト達だったと記憶しています。
いい曲が多かったなぁ♫
このゲームに込められたメッセージや思いを語り始めると
取り留めなくなってしまいそうなので割愛しますが、
やり終えた時の爽快感というか晴れやかな気持ちは
今でも忘れられません。
moon
[9回]