さて、足掛け2ヶ月半に渡って
不定期連載してきました『日時計』シリーズ。
レコーディングの模様は粗方紹介できましたので
今回から3回に分けてTATOO的”全曲紹介”をして
終了としたいと思います。
他にも石井さんネタで書きたい事が沢山あるし…
(水煙の夢、HEARTS VOICE LIVE、等々・・・)
では・・・
1. 出逢い
プリプロ中盤に出来た曲。シングルにしても遜色ない
壮大なスケール感(ロイヤルフィル!)。
生ドラムは3サビでやっと入ってきます。
そこからのコーラスワークが好きです。
力強く艶っぽい石井さんのVoに池田さんの
ソプラノが重なり”祈りの音楽”に昇華してゆく。
ライブで演奏していても時々泣きそうになります
間奏の所で古びたピアノの音が聞けますが
プリプロ時に石井さんの事務所に転がっていた
古いシンセを使ってみたのですが
それが最後まで残りましたねぇ。
2. 雲~sundial version~
シングルバージョンとはコーラスのアレンジが
若干違います。プリプロ後期に出来た曲。
良く聞くとバカボンさんのエレキベースと
シンセベースが同時に鳴っています。
リズムアレンジやシンセのオブリ等は
80'sの洋楽をイメージしてたよーな。
3. 瞳の理由
以前紹介しましたが、石井さんとの
”初の共同作業”ですwww。
最後のサビだけに尺八を入れる予定でしたが
ダビングの現場で石井さんが
「いいねぇ〜、もっと入れようよ!」の一言で
現場で譜面を書き間奏の所に追加しました。
いや〜、石井さんには負けますが
こみちゃんの尺八はそーとー”エロい”ですw。
4. 始めてみよう
弦カル(カルテット)にウィーリッツァー(エレピ)
ドラムが”リンゴスター”風と言う事で
私なりの”ビートルズ的な何か”ですw。
因にベース&ドラムは打ち込みです。
間奏のブルースハープはHIROKING。
(「アイラの大地」にも参加)
私の知り合いのミュージシャンの中でも
1・2を争う”秒刹”っぷりです。
この曲のソロは”ファーストテイク”ですね。
サウンドチェックも含めて10分で終わりましたw。
「時給」高っ!(笑)
5. 君に戻ろう
「出逢い」と同時期に出来た曲です。
これが出て来た事で石井さんの中でのアルバム像が
よりハッキリ見えてきたのではないでしょうか。
ドラムもベースも入ってません。
リズムはパーカッションとループで構成して
キーボードもピアノとパッドのみ。
コーラスもなし。
歌とストリングスが主役ですから
小細工は必要ありません。
因にピアノはプリプロで弾いたそのままです。
これは私の場合割と良くある事で・・・
皆さん、私がアレンジした曲のピアノのパートなら
私がライブで弾けて当然!と思うでしょ?
ノンノン!そうは行きませんよぉ〜♪
何を弾いたか覚えてませんもの。
だって、”一回しか弾いた事ない”んですもの。
あははは
つづく
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