一応プロの音楽家なので、
あんまり適当な事は言えないんですが、
適当な音階の話 笑
1オクターブの中から5つの音を選んだ音階を
ペンタトニックといいます。
ペンタはギリシャ語で5の事です。
ド・レ・ミ・ソ・ラ
と演奏すると、何となく日本の民謡っぽく聞こえます。
ド・ミ・ファ・ソ・シ
だと沖縄音階になります。
世界中には他にも色んな5音音階があって、
それぞれ特徴を持っています。
私が書いた「夕焼け」という曲があります。
日本の方がこの曲を聞くと、
何となく日本っぽいと感じます。
が、実は音階は”厳密な”ペンタトニックではありません。
ソドードレミードソー
「ファ」と「シ」は入ってませんね?
ところが、2回目で・・・
ソドードレミードラードシー
で、「シ」が出てきちゃいます 笑
以前、イギリス出身の音楽評論家の方に
「夕焼け」を聞いて頂いた事がありますが、
彼には「西洋の音楽」に聞こえたそうです。
何ならサビのメロディーに、
ソードーレーミーミーレレー
ソーレーミーファーファーミミーと、
「ファ」も出てきちゃいますし 笑
確かに「ファ」も「シ」も出てくるんですが、
”頻度”がとても少ない曲とは言えます。
実は「夕焼け」中国の方に人気があります。
日本から西にちょっと行くと、
「ファ」と「シ」の入り加減が丁度いい・・・
って事なのかしら?
ね?
笑
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