音の周波数とは・・・?
空気が振動して空気の密度が0から始まって、
”密”になり”粗”になって0に戻るまでが1周期。
これがぴったり1秒で起こった現象ならそれを、
1Hz
と表記します。
では、1秒間にこの”密”と”粗”が20回繰り返されると、
その事象は・・・
20Hz
となります。
これが”音の高さ”即ち周波数です。
音楽の世界では440Hz
(1秒間に”密粗”を440回繰り返す振動)を、
A=「ラ」と定義しています。
人の耳で聴き取れる周波数は、
20Hzから20000Hz(20kHz)とされています。
この範囲の周波数が
満遍なくバランス良く分布するようなアレンジが
「良いアレンジ」の一つの形と言えると思います。
オーケストラでもバンドでも、
理想的な周波数バランスを形成する為の
アンサンブルの作り方というのは、
ある程度”決まった型”があります。
しかし、シンセなど実在しない器楽音が
使えるようになったり、
新しいテクニックが開発されてくると、
アレンジだけじゃなくて違う方法で
周波数バランスを整えられるかも・・・と、
そんな事を考えております♫
[9回]