車で移動する時はいつもFMを聞いています。
自分で聞きたいものを選ぶのではなく
”今、世間ではどんな音楽が流れているのか”
を感じたいから(おいおい)。
決して・・・車にラジオとカセットしか
付いていないからでは御座いませんw。
田舎で文化に飢え悶々と過ごした私に
最新の音楽情報を提供してくれたのは
FMラジオでした。
しかも!北海道には当時NHK FMしかなかった。
専用アンテナを建て必ず”エアチェック”していたのが
『サウンドストリート』水曜日(後に火曜日)
パーソナリティーは坂本龍一さん。
中でも楽しみにしていたのが
「デモテープ特集」
(今でもJ-WAVE『Radio Sakamoto』で
オーディションをしているみたいです)
当時高校生だった槇原 敬之くんや
大学生だったテイ・トウワさんの作品が発表され
後に『デモテープⅠ』としてCD化されています。
実は!わたくしもデモテープを送り
放送して頂いた一人でございます。
証拠の資料はこちら!
1985.6.4「デモテープ特集」高3の冬に投稿し聞いたのは予備校の寮でしたわ。
興奮して廊下に飛び出したものの・・・
叫ぶ訳にもいかず部屋に戻りました(笑)。
23:00からは『クロスオーバーイレブン』
渋かったですねぇ〜。
私と同世代の方はきっと聞き覚えがあるのでは?
では、お楽しみ下さい。
Eスポ:
中学生の頃、ある晴れた夏の日。
車で移動中にFMを聞いていると
いつものNHK FMの音声にまぎれて別の音が。
雑音の中耳を澄ますと
「・・・〜の提供でお送りしました」
私:「提供?CM?NHKなのに???」
後で知ったんですが・・・。
地球の周りには”電離層”なるものが存在します。
太陽からの紫外線やX線によって
大気がイオン化している層のことで
地球の上空50~600kmの間にあり
ある周波数の電波を跳ね返したりします。
通常FMで使用されている電波はVHFと呼ばれ、
電離層を突きぬけ見通し距離外の伝播は出来ない。
(だから北海道でJ-WAVEは聞けないのです)
しかし、スポラディックE層と呼ばれる
特殊な電離層が発生すると
通常は電離層を通り抜ける30-150MHzのVHF電波が
スポラディックE層により反射されるのです。
6〜7月に多く見られる現象だそうです。
届くはずのない電波が運んで来た音
(CMだけどwww)
ちょっとロマティック♪
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