”根”が理系なものですから、
人に何かをわかりやすく伝えようとすると、
所謂”理屈っぽく”なりがちです。
例えば・・・テンポ=曲の速さ
メトロノームは1816年に発明され、
特許を取得したメルツェルの友人であった
ベートーヴェンも使うようになったとか。
それ以前は「ゆっくり歩くような速度で」とか、
抽象的なテンポ指示でしたが、
これって時代や気分で変わりますよね?
読み方 目安
Larghissimo ラルギッシモ ♩= ~40
Adagissimo アダジッシモ ♩= ~40
Grave グラーヴェ ♩= 40
Largo ラルゴ ♩= 48
Lento レント ♩= 52
Adagio アダージョ ♩= 56
Andante アンダンテ ♩= 72
Moderato モデラート ♩= 96
Allegretto アレグレット ♩= 108
Allegro アレグロ ♩= 120
Vivo ヴィーヴォ ♩= 132
Vivace ヴィヴァーチェ ♩= 160
Presto プレスト ♩= 184
Prestissimo プレスティッシモ ♩= 208
とまあ、こんな感じ。
時代やその時の気分で速かったり遅かったり、
音楽ってそんなものじゃないですか♫
で、右端の「目安」ですが、
実はこれが具体的なテンポです。
「1分間に何拍か?」
BPM=ビート・パー・ミニッツ
てことは、1分間で60拍刻めば、
1拍の長さは1秒
というお話をある女性アーティストにしたんです。
「へえ〜」という回答の際、無表情でした。
・・・私がいけないんでしょうか?
「1分間に何拍」
これ、既に分数です。
分数、、、むずいな。
確かに私も分数を習った頃、
「リンゴを三等分して分けました」
これはわかります。
「りんごの5/3を・・・」
おいおい!どーゆー事?
ふう。
アーティストさんと算数で共有したいんじゃないんです。
曲のテンポの話がしたいだけ。
笑
[9回]