「スネア」ってご存知?
”大”か”小”で言うと”小”の方w。
大太鼓に対して小太鼓です。
ドラムセットで言うと、
右足で踏むと「ドン」と鳴るのが大太鼓。
左手で2・4拍目に「タン」と叩くのが小太鼓=スネアです。
ドラマーは、ドラムセット全部を持ち歩くのは大変なので
最低限、スティック・ペダル・スネア
は、自前で持ち運ぶ・・・
言わば、スネアは「ドラマーの顔」と言える程
個性が出るパーツなのです。
材質も様々。
メイプル・オーク・バンブー(木製)
スティール・アルミ・銅(金属)
ファイバー(炭素繊維)
サイズは基本直径は14インチ、深さ(高さ)は様々、
などなど。
ドラマーは自分が求めるサウンドを得るため
自分の”マイスネア”を持っています。
私は、ドラマーではないですが、
アレンジ上、打ち込みで必要なサウンドの
バリエーションを得るため、
”音源=ソフト”を揃えています。
気分的にはあくまで”本物の代用”として。
でも、レコーディングが始まる前の”Demo”の段階で
「完成予想図はこうです!」と提示する為に
ある程度のクオリティーとサウンドの方向性は
”音”で示さねばなりません。
今までも、”生っぽい”スネアの音色は
数十種類以上使い分けてきましたが、
最近、ご贔屓にする音色が偏って来た事もあり、
(やっぱりラディック系が好きだなぁ)
昨日”スネア”の音源(ソフト)をネットで買いました。
5種類のスネアのサンプルをダウンロード出来て
50ドルです(5千円以下)。
本物のスネアを買おうとすると・・・
1台あたり数万円は下らないでしょう。
・・・複雑。
便利な世の中になりましたね。
でも、クリエイターは常に自問しなければなりません。
何が本物で何を伝えなきゃいけないのか。
リアルな音色を手に入れたのなら
自分が理想とするフレーズを打ち込もう。
他のプレーヤーとセッションするなら、
「あんたがそう言うなら私はこう答える」
という対話を音楽的に記録する。
結果、内容の濃い音楽が作れれば良いのですから。
取り敢えず、新しい”音”を手に入れて
気分上々↑、盛り上がってますわ
最終的に全てが”生”になる事を願いつつ。
スティーブ・ガッドシグネチャーモデル
14"×5"メイプルシェルのスネアドラム
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