私、初代のウォークマンを持ってました。
ヘッドホンはちゃちかったし、
カセットテープなので音は悪かった、と、思う。
(でも”音楽的”ではあったはず)
CDが出てCDウォークマンでも音楽を聞いてました。
デジタルなんで高域までクリアでしたが、
サンプリングレート44.1kHz16bitは
今思えばしょぼいスペックです。
PCで作るファイルは48kHz24bitで、
”ハイレゾ”と呼ばれるフォーマットは
96kHz(または88.2kHz)、
何なら192kHzのファイルも書き出せるし、
それで作業する事も可能です。
(PCのスペック次第では)
でも、スマホにDLされるのはデータ量が
CDの10分の1のmp3だったりします。
ちょっといいイヤホンで聴いたりはしてますが、
何ならスマホのスピーカーで聴いちゃったりして。
歳を重ねる毎にフォーマットは良くなったかと思えば、
再生装置が追いつかず、
PC上でハイスペックな環境で製作しているかと思いきや、
世に出回っているのは圧縮音源。
いつまで経ってもいい音で音楽を楽しめず。
そう考えると、
真空管アンプでレコードを聴いていた頃が、
一番”耳が幸せ”な時代だったかも・・・。
まあ、「高音質=いい音楽」ではないんですけどね。
笑
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