昔々、バンドでメジャーデビューする前から
割と長い間勤めていた大手設計事務所に、
ある時”映画部”的なサークルが出来まして、
そこに参加していました。
劇場にみんなで観に行く事もあったし、
仕事終わりで会議室での観賞会もありました。
そこで部長を勤めていた人は当然映画好きな訳で、
当時話題だった作品などをチョイスしていたんですが、
時代がアレだったんですかねぇ・・・
確かに話題作を選んでくれていたとは思うんですが、
社内の観賞会で観たのが
ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」。
いや、お洒落な作品ですよ。
挿入歌もお洒落だったし、
映像もスタイリッシュだったし。
ただですねぇ、「わかりにくい」というのが
当時の印象でした(今見たら違うのかな?)。
これはまだマシな方で、
劇場にみんなで観にいったのが、
デヴィッド・クローネンバーグ監督の「クラッシュ」。
いや、この作品もですね、
カンヌ国際映画祭コンペティション部門で
審査員特別賞を受賞したり、
マーティン・スコセッシがベタ褒めしたりと
”その筋”では話題になった作品なんですが、
観終わった後の???の数が
尋常じゃなかったと記憶してます。
観賞後の飲み会が別の意味で盛り上がりました。
(「何じゃこれは!」と 笑)
いい思い出です♫
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