設計事務所で働いていた時の話。
ある時、海外からのお客様をお迎えしました。
共同設計かコンペか・・・
何の話で来たのかは忘れちゃいましたけど。
その時、彼らはプレゼン用の映像を映し出す為に
シリコングラフィックスのワークステーション=PC
を持ち込んでいました。
当時CG(3D)関連に強いとされてましたっけ。
会議室で打ち合わせが行われていましたが、
私は彼らとの仕事には関わっていなかったので
自席で普段通り図面を描いていました。
すると、突然呼び出され・・・。
偉い人:「先方のパソコンが調子悪いらしいんだよ。
代わりのPCを買いに行くって言うんだけど、
話を聞くと100万円位掛かるって・・・
ちょっと見てあげてくれる?」と・・・
私:「はあ」
私:「どうしたんですか?」
米国人:「デンゲンハハイルノデスガキドウシマセン」
私:「どれどれ・・・」
(って、シリコングラフィックスなんか触った事ねえし)
一度電源を落として再度 Switch On!
LEDは点灯します。・・・ん?
本体から微かに”アラーム音”が・・・
これはもしや・・・
電源を落としてコンセントを抜き筐体を開けました。
メモリーを一旦全部外して再度装着。
コンセントに繋ぎ Switch On!
・・・無事起動!
単なるメモリーの接触不良ですwww。
アメリカから運んで来たんで振動でズレたんでしょう。
Macの場合もメモリー不良やHDDが見つからない時に
それぞれに応じたAlertが鳴りますからね。
すると、その場に居た人々から拍手が
米国人:「アナタガイナカッタラ
百万円ソンスルトコデシタ・・・
You are my Hero!」
Yes!We Can!(違うか!www)
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