私が今年に入ってからTokjoやtatootubeなど、
YouTubeで音楽を発表するきっかけになったのが、
ぺいおんさんのチャンネルへの参加でした。
そのぺいおんさんがボカロに初挑戦という事で、
Mixさせて頂く事になりました!
YouTubeで音源を発表する場合
音量の制限があるのですが、
これがなかなかのクセモノでして、、、
ラウドネス値=-14LUFS
1曲通した物理的な音量が-14LUFS以下で、
それ以上の音量だとYouTubeで自動的に
音量が抑えられる仕組みになっています。
メジャーアーティストなど
未だにCDで発表される音源を基準にしている場合、
例えばCDで-9LUFSで作った音源を
YouTubeにアップすると、
強制的に-14LUFSまで音量が下げられ、
約-6dB音量が小さくされてしまいます。
ねっ?よく分かんないでしょ?笑
どうやって調べるかというと、
YouTubeで音楽を再生中にマウスで右クリック、
若しくはcontrol +左クリック(Macの場合)すると、
ウィンドウが出てきて一番下の
「詳細統計情報」をクリックすると、
何dB音量が抑えられているか知る事ができます。
Tokjoの場合CDリリースの予定がないので、
ほぼ全曲この-14LUFSを超えないようにMixしてます。
「感電」だけは実験的に-11.5LUFSでアップした結果、
75%に音量を抑えられています。
Apple MusicやSpotifyではプレイヤーの設定で
この音量制限を掛けるか掛けないか設定できますが、
YouTubeの場合は強制的に音量制限が掛かります。
さて、その場合マスターの音量は
どの様に設定すべきなのか?
CDになった時の事を考えてマスター音量を設定し、
YouTubeで音量を下げられてしまうのを
「仕方なし」と考えるのか?
(今のYouTubeに上がっているMVは大体そう)
いや、今後はYouTubeに上がる音源自体が
”作品”として聞かれる場合が多いので、
音量を下げられない様にマスターを作るのか?
あなたならどうしますか?
話がだいぶ長くなりましたが・・・
ぺいおんさんの「胡蝶しのぶのうた」は、
私がLogicでMixしてそのセッションを
丸ごとぺいおんさんに送りました。
基本-14LUFSで作っておきましたが、
何dB突っ込むかはぺいおんさんが決められます。
(-11.5LUFSで75%・・・いいチョイスです 笑)
胡蝶しのぶのうた/ぺいおん!feat.IA
如何でしょう?
[9回]