プロのミュージシャンになる前、
通信カラオケが登場した直後に、
そのデータ制作に関わっていました。
要は曲を耳コピしてDAWに打ち込む作業です。
演歌から洋楽まであらゆるジャンルの曲を
制作してましたので、
大変勉強になりました。
通信カラオケは曲をリクエストすると
本部のサーバーからmidiデータ(演奏情報)が
カラオケボックス各部屋の”機械”に
DLされ演奏されます。
この”機械”はマルチティンバーの音源、
つまり色んな音色が同時に出せる
シンセサイザーです。
今ではとてもいい音になってきましたが、
自ら制作に関わっていたからこそ尚更、
”あの音”がどーしても好きになれません。
そんな事もあってか、
歌を抜いた音源を”カラオケ”と呼ぶ事に
若干抵抗がありますし、
そもそも業界ではあまり
カラオケという言葉は使いません。
メインの歌だけ抜いたものは、
「MainCut、VoCut、マイナスワン」とか、
コーラスも含めて”声”を全部ミュートしたものは
「Inst」などと呼びます。
ですが、今や「Karaoke」は全世界共通の言葉、
「まあいっか」という気持ちになってきました 笑
Tokjoでカラオケ動画も公開されています。
そして何と!音源も無料でDLできます♫
歌以外の音楽も楽しんで頂ければ幸いです。
【カラオケ】
DUSTCELL - CULT/Tokjo feat. 桜木こと
【オフボーカル】
「オフボーカル」っていう言い方は
YouTube界隈で初めて聞きました。
[13回]