『ユージュアル・サスペクツ』(1995)
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー
音楽:ジョン・オットマン
出演:ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー、
スティーヴン・ボールドウィン、ケヴィン・ポラック、
ベニチオ・デル・トロ、チャズ・パルミンテリ、
ピート・ポスルスウェイト、スージー・エイミス
船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは
尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。
6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、
釈放後、協力して宝石強奪を決行。
ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、
そこで新たなヤマを依頼されるが、
宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、
トラブルから相手を射殺してしまう。
そして恐慌状態の彼らの前に
伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の
右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ。
カルト・スリラーの代名詞とも言われるこの作品。
公開当時話題になっていたので、
レンタルビデオが出てすぐに借りて見ました。
が、何だかよく分からなかったと記憶しています。
ラストがどんでん返しだったのは分かりましたが、
そこに至る経緯が決して複雑ではないのですが、
字幕に書かれている事を
少しでもあやふやにしたまま見続けていると、
途端においてけぼりになる程、
一切無駄のない脚本の出来の良さに
当時の私はついて行けなかったのだと、
今回見直して理解しました。
今日に至るまでこの作品の影響を受けた
多くの作品が作られている為、
今見るとそれ程の衝撃はありませんでしたが、
(犯人が誰か知ってたし)
24年前に集中して見ていたら
「ええっ!?」ってなっていたと思います。
笑
☆4つ半
[15回]