音楽におけるアレンジの手法に
「合いの手」というものがあります。
ワンフレーズが2小節で進行する曲の場合、
偶数小節の3・4拍目に
その前のフレーズに答えるような「一言」を添えると、
音楽がどんどん転がって行き
テンポよく物語が進んでいきます。
時には一定のテンポから逸脱して
変化球的な”間”を設ける事で
音楽に緊張感を与える、
そんな高度な表現もあります。
シャンソンなどで見られる手法ですが、
多分、和楽器奏者で古典を演奏している
ミュージシャンも頷く演奏の醍醐味。
シンプルなメロディーなのに
敢えて最初の合いの手ポイントで
長めのフェルマータ、
それ以降はオンビートでしかも適切な和音や楽器選び。
そんな完璧なセッションがこちら!
音楽的に見事に対話が成立していますね?
思わずニヤニヤしてしまいます♫
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