通常のセッションレコーディングでは
当日にメンバーが集まって
アレンジャーが書いたMR譜
(マスターリズム譜)を見ながら
何度か演奏をしながらアレンジをまとめ、
本番のレコーディングが始まる・・・
といった流れになります。
なので、事前にリハに入ってから
レコーディングに入るというのはあまりありません。
が、
プロデューサーが付いたバンドのレコーディングでは
そうゆう事が良くあります。
KAITAがモーリスにプロデュースして頂いた時も
丸一日リハーサルをしてから
レコーディングに臨みました。
ギタリストの渡辺香津美さんが
1980年にリリースした名盤『TO CHI KA』
今だに良く聞きますし、
日立のテレビCMで使われていた「ユニコーン」は
TATOO Bandでもカバーさせて頂きました。
そのアルバムのRecording Rehearsalの動画を見ました。
登場する参加ミュージシャンは・・・
Marcus Miller(B)
Steve Jordan(Dr)
Kenny Kirkland(Ep)
Joe Caro(G)
プロデューサーはMike Manure
今では超ベテランのスーパーミュージシャン達ですが、
当時スティーヴ・ジョーダン23歳、
マーカス・ミラーは21歳!!!
・・・嫌になります 笑
最初は探り探りな演奏ですが、
マイク・マイニエリの指示で
曲がどんどんまとまっていく様が
非常に興味深いです。
Kazumi Watanabe - To Chi Ka
Studio Rehearsal 1980
[6回]