一昨日、急遽「花火の音」が必要に。
残り時間は20分弱、
ネットのフリー音源もイメージと違う・・・ならば!
作るしかないっしょ? 笑
では、LOGIC Xだけで作る「花火の音」講座♫
あくまで「15分位ででっち上げられるクオリティー」
という事でご勘弁をm(__)m
そもそもどんなシーンでの「花火の音」なのか?
まだ付き合ってないけど
お互い気になる男女が
花火大会へ(多分”十代”・・・遠い目)。
彼女が意を決して彼氏に告白する瞬間、
花火の音が邪魔して何を言ってるか
相手には伝わらず・・・
の、告白を邪魔する「花火の音」な訳ですよ。
うむ、隣にいる人が何を言ってるか分からない位の
轟音と継続時間、、、
だとすると、一尺玉が数十発打ち上がっている様な状態。
その音を再現するのは難しいし、
情緒がないですね。
なので、現実にはあり得ないけど、
「皆が思ってるイメージとは何ぞや?」
を、考えてみました。
1、打ち上げ音
実際一尺玉以上の花火を打ち上げる際には
”ボン”という音しかしません。
でも、打ち上げのイメージ=ロケット花火
じゃないですか?
なのでまず、「ヒューっ」という音をシンセで作ります。
2、破裂音
基本は「ドーーーン」です。
でも、「パパーン」とか「パチパチ」とか
鳴ってそうでしょ?
3、残響
臨場感を表現するのに必要ですよね?
リバーブは全体にかけるとして
もう一工夫必要かも・・・
まず、打ち上げ音
口笛みたいな音をシンセで作ると
LOGICの付属音源の中でも割とシンプルなSE1
基本は三角波でノイズをちょいと混ぜて
ローカットフィルターを少々閉じ気味にしつつ
VCAのエンベロープに一工夫・・・
音程が
こーなるイメージ。
そう、急速に遠ざかっていくんだから
ドップラー効果で音程が下がっていくのよね
で、この音色で適当な2音を鳴らしつつ
ピッチベンドでドップラー効果を表現します。
なおかつ、原音との混じりを考慮した結果、
こんなデーターに・・・
破裂音
「ドーーーン」はシンプルに”大太鼓”で。
オーケストラで使うやつです。
「パパーン」はワンショットで「タンタン」と
2回鳴るスネアをチョイス。
尚かつ大太鼓よりちょっとだけタイミングを
後ろにずらします。
ピアノロールで下が大太鼓、上がスネアです。
残響
全ての音をリバーブに送りつつ、
雷の音を更に足してMIxします。
はい、完成です。
↓ クリック
「なんちゃって花火」時間があれば
もうちょっと追い込める気もしますが・・・
割とそれっぽくないですか? 笑
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