高校時代に化学を先攻した方なら
ボンヤリ覚えてらっしゃるでしょうか?
「モル数」
モルは本来、全ての物質は
分子よりできているとの考えの元に、
その物質の分子量の数字にグラムをつけた
質量に含まれる物質量を1モルと定義していました。
例えば酸素分子の分子量は 32.0 なので、
1mol の酸素分子は 32.0 g となります。
今になって色々分かってきて
少々ややこしくなっているようですが、、、
「6.022140857×10の23乗 個を1モルとする」
というのは未だに通用するっぽいです。
つまり・・・
酸素分子を約6.02×10の23乗個集めると32g
だという事実はあたしが高校生だった時と
変わってないとすると。
10の23乗・・・
1・10・100・1000・1000・・・
10の1乗が10ですから、
1000垓(がい)
酸素分子を1000垓個集めると
32gです。
ここまでいいですか? 笑
想像を絶する数です。
受験生だった頃、
こんな”途方も無い”感覚だけが印象に残る夢を見ては
恐怖におののいておりました。
偏に、未知なるものへの恐怖が夢に出てきただけでしょう。
そんな感覚に似ている物の1つが
”無限ループ”です。
どこまでも果てしなく繰り返す事象あるとするならば、
それは私にとって”恐怖”足り得るもの
なのかもしれません。
「しろやぎさんからお手紙ついた~」という歌、
ご存知ですよね?
正式なタイトルは「やぎさんゆうびん」
歌詞は・・・
1番
白やぎさんからお手紙着いた
黒やぎさんたら読まずに食べた
仕方がないのでお手紙書いた
さっきの手紙のご用事なあに
2番
黒やぎさんからお手紙着いた
白やぎさんたら読まずに食べた
仕方がないのでお手紙書いた
さっきの手紙のご用事なあに
3番以降繰り返し
この歌は永遠に終わらない・・・無限ループです。
この「無限ループ」に恐怖を感じていたのですが、
問題は別の所にあると、
先日思い知らされました。
白やぎさんも黒やぎさんも
相手からのお手紙を読まずに食べてしまった事に
「はっ!」と気付き、お返事を書きます。
とい事は、お返事を書く為の”まっさらな紙”を
持っていた訳です。
食べるなら何も書かれていない
”白紙”の方が美味しいですよね?
・・・そこに違和感は感じていなかった・・・
そこに違和感を感じている三谷幸喜さん、、、
流石っす! 笑
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