昔から感じていた事があります。
エスカレーターに乗って
手摺に手を掛けると感じるあの感じ、
「手が持って行かれる感」
そう、手摺の方がステップより先に進む(速い)
あまり感じない時もありますし、
下りではまず感じません。
調べてみると同じ疑問を持った方が
やっぱり沢山いらっしゃるんですね 笑
結論として・・・
手摺の速さは各エスカレータごとに制御、
つまりちゃんと設定されています。
基本的には上りでは手摺の方が速く、
下りではステップの方が速くなるように調整してあります。
何故なら、
「エスカレータの下側に転ばないようにする為」です。
(他にも諸説ありますが)
なっとく。
では、あまりその差を感じない事があるのは?
調整直後は手摺が速く設定してあるが、
運用していくうちに部品の消耗等で徐々に遅くなり、
結果ステップと同じ速度になった状態である。
そろそろメンテナンスの時期って事ですね。
因に・・・
建築基準法では「同一速度」にせよ、と書かれています。
建築基準法施行令
第129条の12 エスカレーターの構造
エスカレーターは、次に定める構造としなければならない。
(略)
三 踏段(人を乗せて昇降する部分をいう。以下同じ。)の
両側に手すりを設け、
手すりの上端部が踏段と同一方向に
同一速度で連動するようにすること。
(略)
昔勉強したんですけどねぇ・・・
全然覚えていませんでした
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