西アフリカでエボラ出血熱が猛威を振っているようです。
感染が確認または疑われる死者が4日までに
リベリアなど4カ国で計932人まで増加。
世界的なパンデミックの可能性は
今のところは低そうですが、
まだまだ予断を許さない情況です。
ウイルスって何なんでしょうね。
ずいぶん前にここでも書いた気がするんですが、
再考・・・
ウイルスとは・・・
1、基本的にはタンパク質と核酸(遺伝分質)
からなる粒子で生物ではない。
2、単独では増殖できず、
他の細胞に寄生したときのみ増殖できる。
3、自分自身でエネルギーを産生せず
宿主細胞の作るエネルギーを利用する。
4、ウイルスに感染した細胞は正常な物質と判別できず
ウイルス蛋白を増産し結果病気になる。
ウイルスは自己の複製を作るのに宿主(生物)が不可欠です。
でも感染した結果その生物の生命を脅かします。
仮に致死率が100%に近いウイルスがあったとして
全生物を死滅させウイルスだけが残ったとしたら、
”彼ら”は増殖する手段を失います。
つまり、ウイルスの”完全勝利”は同時に
自己の”破滅”を意味します。
人(生物)とウイルス(半生物?)
その均衡によってもある定数が保たれているのか。
因に、人の命を奪う生物の第2位は”人間”
人間同士の殺し合い(戦争など)によって、
平均して1年で47万5000人の方が亡くなっています。
そして第1位は・・・”蚊”です。
正確には”蚊”媒介とする細菌やウイルスですが、
蚊によって72万5000人もの人が命を落としています。
危険な蚊の代表格はマラリアで、
毎年60万人以上が命を落としているのだとか。
これもアフリカがほとんどじゃないかしら?
それ以外にも2500種類以上の蚊が存在し、
テング熱や黄熱病、日本脳炎の媒介者となるのも
蚊の一種です。
う〜ん・・・
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