しんげん@Yさんからの質問で
「オーディオファイル渡しの形式はAIFFか?」
との質問に答えつつ、
常日頃考えていたお話を。
専門用語のオンパレードになりますが
ざっと読み飛ばしておくんなまし。
さて、通常はWAV形式でお届けします。
商業ベースのレコーディングスタジオでは
ほぼ100% DigidesignのPro Toolsという
アプリケーションを標準に使っています。
プラットホームはMacですが
実はWindows NT用もあり、
アメリカだとWindowsが半数を占めるとか…。
まあ、MacでもWindowsでも
AIFF・WAV共にどちらでも読み込めるんですが、
一般にAIFFはCDからリッピングした時の
サンプリングレート44.1kHz 16bitの
”ステレオインターリーブ”
ファイルである事が殆どなので、
「48kHzのAIFFファイル」とか
何か気持ち悪いです。
詳しくは・・・良く知らないんですけどぉ
何となくWAVが良いらしいんで(爆)
そーしてます。
サンプリングレート44.1 or 48kHz 24bitの
WAVで納品してます。
生楽器中心で音数が少ないセッションの時には
96kHzとか192kHzで録ったり・・・
してる”らしい”ですよwww。
私にはよく分かりません。
オーディオ的にハイファイ=良い音楽
ではないと思います。
しかーし!!!(ここからが本題)
TD前、44.1kHz 24bitのWAVデータで
楽器の数だけ(ステレオならば x2)のデータ量は
4分半位の曲で”普通”の編成ならば1.2〜1.5GB。
それを2ch(ステレオ)にTD。
CDに納められるのは44.1kHz 16bitのAIFFファイル
容量は約50MB。
この時点で1.5GB→50MB=1/30!!!
おおお。
何がどーなって0.03333%になったのか?
まあそこはそれほど問題ではないのです。
商品としてはCDがクオリティー的には良質ですから。
んで、CDからiTuneなどに読み込んでmp3に変換すると
50MB→5MB=1/10!!!
いったい何をどー間引いた!!!
と、思う反面”物凄く音が悪くなった”とも思えない。
何なんですかね。
何が失われたのかしら?
あっ!
愛?
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