梅雨の湿気が苦手です。
道産子という事もありますし、
髪が長いので湿気が多いと
くりんくりんになってしまいますし、
汗がじとーーーっと・・・。
大抵の楽器も湿度が苦手です。
木材を使ったものは湿気を吸って
鳴りが悪くなります。
アコースティックギターなどは顕著に
高音のキラキラ感が3割減ですね。
なので、今日予定していたアコギ録りは
来週に延期しました(来週の方が天気が良さそうなので)。
エレキギターやエレキベースは
あまり影響しないですが、
長いスパンで考えると、
オールドと呼ばれる古い楽器が高価なのは
希少価値があるという側面もありますが、
材質中の水分が新しい楽器よりも少なくで、
実際に枯れたいい音がするのも事実です。
因に、海外レコーディングでは
日本と録り音が違う・・・とよく言われます。
電圧の違いなども関係するのかもしれませんが、
私の体験では確かに楽器の鳴りが違ってた気がします。
ロスで弾いたグランドピアノは
きらびやかで豊かな響きがしました。
特別高価なピアノではなくYAMAHA製でした。
いや、元々YAMAHAのピアノは優秀なんですけどね。
楽曲によってはスタインウェイより
YAMAHAの方がしっくりくる事がよくあります。
楽器だけでなく、気候は人間にも影響を与えます。
(まあ、当然と言えば当然w)
普段、オレンジジュースなど殆ど飲まない私ですが、
ロスにいた時は朝から
オレンジジュースが飲みたくなりましたもの
。
大抵の楽器は湿度が苦手ですが、
実は尺八は”乾燥”が大敵なんです。
適度に湿度を与えていないと割れてしまうそうです。
だから尺八とお琴がどちらも最高に鳴る環境というのは
有り得ないんです。
一緒に演奏すると素敵に響き合うんですけどね
。
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