本日、31日ワンマンのリハ終了しました。
名古屋・福岡・京都のツアーの
手応えと経験をバネに
更なる”進化”を遂げたステージをお見せ出来そうです。
曲数はほとんど変わらないのに・・・
凄く”疲れました”。
密度が上がっているのかしら?
では今日も『オトムスビ』解説、
行ってみよう!!!
9.宵の道
”和”で”艶っぽい”。
日本人である事や日本語の歌と
正面から向き合った曲だと思います。
このピアノアレンジ。
これもまた、プリプロで最初に弾いたままです。
このフレーズ、今まで何度も出て来ていますが、
補足するならば・・・
毎回、自分の”手癖”でアレンジしてしまわぬよう
普段ならあまり弾かないフレーズを
新曲の度に捻り出してるんですw。
んで、それが”たまたま”いい感じで収まると
もう二度とピアノのパートは弄りません。
ピアノがベーシックですが
2番からハープが絡んできますね。
これはフレーズも音域・雰囲気共に
十七絃をイメージしたものです。
ザックリ言うと”大きなお琴”
石井さんの「桜の道」でフューチャーされた楽器。
本物を使うとこの曲の場合、
あまりに作意的になってしまう・・・
との判断で、打ち込みにする事によって
適度な距離感を保ちつつ
”和”を積極的に取り込んでみました。
また、”SE的な何か”を仕込んでおきましたwww。
10.プリズム〜Album Version〜
打ち込みだったCelloのパートを一部Violinに変更。
ライブバージョンでのパートを追加して
Mixはやり直してますね。
Introのシンセの音、これがまた・・・
私の中で”重要な音”なんです。
ここ2年位の私が手掛けた作品で
どの曲にこの音が使われているでしょーか?
ふふふ、
池田さんがガッつり磯監督と作り上げた世界観。
アレンジ的にもかなり貢献できたかな?と
自覚しております。
詞・曲・アレンジ・映像
全てがお互いを高め合っている作品ですね。
11.空の欠片
んで「電脳コイル」のエンディングです。
この曲も確か・・・
磯監督との”濃ゆい”ミーティングの後
自宅に帰って池田さんが30分位で書き上げたもの。
いや〜多くを語らずとも、誰しもが認める”名曲”です。
アレンジに関しては、
通常のライブメンバーを想定して
素直にやってみました。
ピアノとギターのコンビネーション
Bメロでの控えめなブラジルの楽器。
”アイノコトバ”でも使った”レトロなピアノ”。
サビでのパーカッションのプレイは
豊かな低音と心地よいグルーブを
聞かせてくれます。(山田智之・・・凄い人です)
間奏では・・・”勝手にリスペクト!”的な
フレーズを忍び込ませておきましたが
ナウシカ・・・気が付きました?
12.今逢いたい
僕Tomo「永遠なんて時いらないから〜明日逢いたい」
とか言ってた池田さんが
「今、逢いたいぃ〜」
なんつって
。
そんな、アンサーソング的な面も持っています。
小柳ゆきちゃんが歌ったらどーなる?
というアプローチで作曲された曲。
それに敢えて”歌い上げない歌”で
アプローチした池田さん
結果、大変”興味深い”作品になりましたねぇ。
アレンジのリズム的なアプローチはR&Bなんですけど
”歌”がそう来るなら・・・受けてたちましょうか?
的に?
。
あれこれ試行錯誤してみたところ・・・
こんな感じになりました。
圧力の無いR&B・・・
Bassの音色とか、絶妙なかんじですね。
更にAメロのオルガン、渋いです。
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