全曲紹介始めまーす♪
何せ曲数が多い上に
私のアルバムの発売も近づいていると言う事で…
では、行ってみよう!
1.あたりまえの空の色
最初にプリプロしたのが2008年12/26です。
えっ?クリスマス?なんですかソレハ?
この時はワンコーラスだけ作って終わりました。
1A'から入ってくる”ナイロンギター的な何か”は
ギターとPad(ふわっとしたシンセ)が
同時に鳴るこの音色。
池田さん甚くお気に召したご様子で
。
曲全体のイメージを引っ張るパートとして
中心に据えました。
2サビ・3サビに目木さんの”生ギター”を
重ねるといった「白いギフト」のパターンですね。
(『Lunar Soup』/池田綾子 3を参照)
1サビから良く聞くと何やら”環境音”的な物が・・・
本来、空気感を演出する時には
残響=リバーブ・ディレイ・アンビエンス
を収録、若しくは追加する事によって行いますが、
SE的な音色によって郷愁を誘えないか?
と考えてみました。
2サビから3サビへ転調する2小節に
(正確には1小節と5拍
)
入っているコーラスは全てシンセですが
ゴスペル・ボーイソプラノ・チベット(ホーミー)の
声の素材を使い、”無国籍”=”全世界”に向かっての
メッセージであるとの”意思”を表現したつもりです。
公園で遊ぶ子供達の声から始まって
そんな日常の積み重ねの延長に
誰しもが見上げる空の下、
世界中に幸せがあるのだと、そう思うのです。
2.手紙
シングル「星降る森」のカップリングです。
そのまま収録されています。
この曲ねぇ、好きなんですよ。
アレンジも気に入ってます。
メインのピアノはYAMAHA MOTIF RACKの
「Jazz Piano」だったかな?
この音源、とても重宝してます。
ピアノ・エレピ系は非常に優秀ですね。
リズムのポコポコした音は名機”Roland TR-808”
(通称”ヤオヤ”)のサンプルなのですが、
この”大容量音源”時代に逆らうような
フロッピー1枚分(2HD=1.2MB)のデータ量。
楽器はEnsoniq ASR-10です。
もう15年近くの付き合い♪。
これが実に説得力ある音がするんです。
PadはRoland JP-8000。
メインのピアノに絡んで”もう一つのピアノ”は
EmuのVintage Keys。
しょぼいピアノの音ですが・・・
生っぽい音で”ミニマル”をやりたかった
。
元々は現代音楽の手法で
単純なフレーズを繰り返すだけなのですが
これが70年代の”テクノ”に応用され、
現在でもトランスやクラブミュージックに
受け継がれています。
そう、この曲で私は”テクノ”がやりたかったのです。
因に・・・間奏のコーラスは”私”ですwww。
3.小さな鞄〜Album Version〜
これはライブでバンドでやったらこうなるだろうと、
何も考えずにサクッとアレンジしました。
ただ・・・エレキギターに聞こえる音
(”ソロ”も含めて)は全て”打ち込み”です。
サンプラーでエレキギターの音色を選び
PC上のアンプシュミレーターで音色を作る。
これだけでは”本物のエレキの音”には聞こえません。
フレーズ・・・
「目木さんならこう弾くんじゃなかろーか?」と
打ち込むと・・・
割とそれ風に聞こえますw。
何故目木さんにエレキを弾いてもらわなかったのか。
そこには全く”他意”はありません。
打ち込んだ”エレキ擬き”が気持ち良いなら
それでいいんじゃねぇ?・・・ってだけですw。
ライブに行けば目木さんのソロが聞けますし…ね?
おっ!元のバージョンが好きという貴方。
わかります。それは”シングル”で楽しんでくださいね。
4.雲形定規
これまた、いいですねw。
イントロのアコギとそれに絡むエレキ
(はい、打ち込みです)
謎のアルペジオ(パコパコした音、シンセです)。
Aメロから入って来るドラム。いい音〜♪
あっ・・・打ち込みです(爆)。
この曲はアルバム制作終盤にできたもので
従来の池田さんの作品とは・・・
ぱっと聞いた感じ、あまり違いは感じられないかも。
例えばテンポ感的に、「Timeless」に似てはいますが…
否!内容が全く違います。
Bメロの2小節目のメロディーが”ブルーノート”。
更にBメロの6小節目を良く聞いて下さい。
えっ、分からない?・・・そうですか。
なら・・・いいですwww。
メロディーの”譜割”も今までとは随分違いますね。
”曲書き”として常に進化している・・・と。
側に居てそう思います。
あの〜・・・このテンションで書き続けられますかね、私?
頑張りまーす
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