今日は久しぶりにPAPA X Studioでレコーディング。
あまりに久々だったので写真を撮り忘れましたw。
作曲コンペ用の仮歌録りでした。
通るといいなぁ〜♪
レコーディングは順調に進み、
作業後はしばし談笑。
そこでちょっと話題に出たのが”ある数字”。
441(よんよんいち)
これ、ちょっと紛らわしい数字なんです。
まずは”サンプリングレート”の方から。
一昨日のブログにも書きましたが、
1秒を44,100分割したデーターの場合、
「サンプリングレートは44.1KHz」となります。
レコーディングの現場では他に48KHz、
96KHz、192KHz(これは滅多に使わないな)
で作業する場合があります。
数字が大きくなるほど”高解像度=いい音”・・・と
言えなくもないのですが、実際にはそうとも言い切れません。
詳しく書くときりがないんですけど、、、
まあ「適材適所」という事でw。
なので会話の中で・・・
「データーは441と48、どっちで書き出します?」
といった具合に”点”を省略して
「よんよんいち」という言葉が良く使われます。
そして他方は”Tuning(チューニング)”の話。
「調律」っていう言い方もできますが、
これまた更に別の意味合いが出て来てしまいます 。
ややこしい
チューニングとは、、、楽器の音の高さを合わせる事です。
一応”国際基準”なるものがありまして、それは、
A=440Hz
(ピアノの真ん中辺りの”ラ”の周波数が440Hzという意味)
電話などで聞ける”時報”「プ・プ・プ・プーン」の
最初の3つがA=440Hzの音程です。
これまた詳しく書き始めると収拾がつかないのですが・・・
一般的には440Hz、オーケストラでは442Hz、
(国によっても違うらしいですよ)
そして”J=POP業界”では441Hz…が多いです。
なんでこんな事になっているのでしょうか?
ギターやベース、シンセサイザーでは調節可能なので
どれが基準でも特に問題はありませんが、
これがバイオリンなどが絡むと少々ややこしい事に・・・。
なので、Liveやレコーディングの際にはメンバーに
「よんよんいちでお願いします」と言ったりします。
そんな訳で、「よんよんいちで!」とだけ聞くと
サンプリングレートの話なのかチューニングの話なのか
一瞬「ん?」となる事が・・・そんなに無いかw。
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