物理的な”縛り”として、
周波数が2倍になれば1オクターブ音程が上がります。
その1オクターブを12分割したのが”半音”という単位。
鍵盤で言えばドから上のドまでには
白いのも黒いのも合わせて12個鍵盤がある。
ギターで例えるなら、
開放弦と12フレットを押さえた音は
「1オクターブ」の音程差がある訳です。
それが”音階”です。
中東の音楽では専門用語で”微分音”という
音の分け方が細かいスケールが存在して、
1オクターブを24分割しているそうです。
その国の人に西洋のポップスを聞かせると
幼稚に聴こえて笑っちゃうらしいですw。
(彼らが感じる音階の半分しか使ってないですからね)
その領域まで踏み込めば、
新しい音楽の世界が広がるかも・・・
いやいや、Popsの世界だけでもまだまだ頑張らないと!
かなり乱暴ですが、その12音の中で
素敵なメロディーを紡ぎ上げる、、、
それが”作曲”という作業です。
制約が一切無いなら可能性は無限でしょう。
しかし、歌える範囲の音域で
印象に残る素敵なメロディーを作り出すには?
今まで聞いた事のあるメロディーを
何万通りも脳にインプットして
それを”再構築”する作業が”作曲”なのかもしれません。
「いい曲って何だ?」
自問自答しつつ今日もまたメロディーを紡ぐのです。
[13回]