今でこそアレンジのDemoや参考音源等を
PCで送ったり（mp3）、
場合よっては完成品（wavのパラデーター）すら
ネットで送ってしまうのが当たり前で、
そんな環境だから日本とアメリカで
Eric Martinとファイルのやり取りをして
アルバムが作れちゃったり・・・
”便利”というだけでなく、
”新たな可能性”が格段に広がったネット社会。

で、出来上がった”音楽”を”電話”で聞いちゃうんだからw
凄い時代になったもんです（オッサンの感想だな ）。

音楽が”ファイル”として扱われる様になって
CDが前時代のメディアになりつつあるのは
重々承知しています。
良いとか悪いとか言う以前に、
”そうなった”と認めた上で
音楽家はどう生きていけばいいのか
みんな考えています、、、
答えはまだ見つからないけど。

話は遡って・・・2007年春まで
（このブログを書いているMacbookを
　Bossに買って貰うまで）
アナログモデムでネットをしていた話は
過去にも何度かしていますが（OSは8.1w）、
それまで、アレンジする元曲（デモ）を
mp3で受け取った日にゃ・・・
5MB程度のデーターの受け取りに
４０分以上掛かるもんで

「お願いだからメールで送らないで！
　今から車で取りに行きます！」
って言ってたっけw。

納品もCD-R３枚位焼いて直接届けてました。
そうすれば”相手”と直接会えるじゃないですか？
直接相手と会って打ち合わせをして、
出来上がった音楽を”手渡す”という事に
こだわっていた気がします。
ネットで送れば楽で便利だけど、
そこに込められた”思い”まで
”お手軽”な物になってしまいそうで・・・。

今思えば、現在の”音楽”の扱われ方を予見して
抗っていた様な…気もします。
（こじつけかなぁ？w）

まあ、取り敢えず・・・
”いい音楽”を作り続けるしかないので
頑張ります♪

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